音楽はいつも風のようにそこに流れている 81/365
音楽に救われたって経験がある人も多いと思います。
そう、誰でも初めは受け取る側です。
受け取ったものの偉大さに気がついた時、それは大きな感動、感謝に変わり、今度は自分が!という動機が生まれるのです。
音楽を演奏する人、創作する人のきっかけもだいだい、こういう場合が多いと思います。
だから初めはきちんと受け取ることだと思います。
そして、きちんと受け取るためには、自分の置かれている状況を冷静に見極めること。
つまり素直になることです。
今自分は滅入っている・・・もう限界・・・駄目かもしれない。
そういう気持ちを素直に認めてあげないと、ピュアな音楽も受け取ることができません。
だから、いいんです。
ありのままで。
どんな気持ちになっていても、素直にその状態を受け止めることができたら、それを力に出来る可能性があります。
音楽はそんな時こそ、力になってくれるものです。
音楽はそうして、誰かの胸に響き、その響きが共鳴し、どんどん伝播していきます。
安心して、受け取りましょう。
救われたいという気持ちが救いになります。
救われたという経験が今度は救いたいという気持ちに変わります。
そう変わるまで、十分救われていいんだと思います。
音楽はいつも風のようにそこに流れています。
大丈夫、きっと、大丈夫。