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神在祭を出雲で過ごしてみませんか?

旧暦10月は神無月。
全国の神様が出雲大社に集まって、縁結びの会議を開くと言われています。

全国的には神無月と呼ばれますが、出雲地方では反対にこの期間を神在月(かみありづき)と呼びます。

今年も神在月がやってきます。

今年の神在祭の期間は11月14日(日)から11月21日(日)まで。

11月14日夕刻、神迎(かみむかえ)神事が執り行われ、出雲大社の西1キロ離れた稲佐の浜で全国の神様をお迎えされます。

21日までの一週間の間に、神在祭、縁結大祭、龍蛇神講大祭、等神事が執り行われ、21日の午後四時からの神等去出祭(からさでさい)、で神様をお見送りされます。

この間、出雲大社で人々の“しあわせ”の御縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」が行われるそうです。

例年はこの神事に事前申し込みをして参列が出来るようになっていましたが、昨年からのコロナ禍で参列は出来なくなっているようです。

しかし、通常通り、拝殿に参拝することは可能です。
この時期の出雲大社には格別の意味があります。

年々、神在祭の期間の観光客が増えていて、出雲市内の宿泊施設が予約でいっぱいになると言われています。

全国どこを探しても、神在月という期間があるのは、ここ出雲しかないし、やっぱり神々の國、神々のふるさとですね。

そんな地に生まれ、育ったこと、子供の頃、若い頃はあまり意識しなかったけど、ある程度歳を取って思うのは、それ自体が特別なことだったんだという事です。

いつも、神在月を内側で体験していました。

神様と言うと、何だか超越的な崇高な存在としてイメージしがちですが、もう少し別の見方をすると、存在自体を生み出している、生成の力のようなイメージもあります。

それは、目には見えないものだけど、確かにあるもの。

あるもののまえにあるあらしめるもの

このあらしめるものの力は見えないし、説明も出来ないから神の力と呼ぶほかありません。

そのあらしめるものが集まる地、出雲。

そんな特別な場所で生まれ、生きていることを特にこの時期に実感します。

縁を結ぶという形で表されるこの生成。

結ばれた二つが一つになり、それがまた結ばれて一つになり、その繰り返しです。

結びとは元々、産霊(ムスヒ)という意味があったようです。

生み出すためには、ふたつを結ぶことが必要です。
その結果、顕在してきます。

そして、必要な縁は必ず結ばれていくようです

これは考えたって、答えは出ないし、正に神のみぞ知る世界。

わたしたちに出来ることは、自分自身をなるべく清らかに、シンプルにしておくことだと思います。

そうすれば、必然と導かれます。

民泊すさのわは、11月14日(日)、11月20日(土)は予約済みですが、まだこの日以外は空きがございます。

ゆったりと過ごしていただくため、お泊りの居室は8畳、6畳の和室続き間(二間)を一組様限定でご利用いただいています。

神在祭を出雲で過ごしてみませんか?

ご予約、お問い合わせ、お待ちしております。