全ては完璧に起きている
先日、お泊まりになったお客様と話していて、その方が何度か仰った言葉がありました。
全ては完璧に起きている気がするんです
とても、スッキリした表情で仰いました。
この言葉の意味はとても深く、本質的だと思います。
普通に三次元的に考えると、そんな解釈もあるよね・・・という着地になりそうですが、もう少し次元を上げると、まさにこれが本質という結論になろうかと思います。
今、目の前に起きた現象、体験、これらは決して偶然ではなく、あるプログラムの下に起きたこと。設定していたから起きたこと。
あっ、こんな設定をしていたのね、と気付くために起きたこと。
そんなことの連続なのかも知れません。
そんな設定なんてした覚えがない!
と、感情は反発するかも知れませんが、もしかして、自分の中の脚本家はそう決めていたのかも・・・。
そう考えると、なるほど、なるほど、と気づきの連続です。
脚本を書いてる存在。それを受け取る存在。
この両者が連動し始めると、
全ては完璧に起きている
という解釈になります。
まさか、自分が脚本を書いていたとは・・・?
にわかには信じられなくて、それを受け入れることができないこともあります。
いつまでも、ドラマの主人公として感情ドラマを演じていたいという気持ちもあります。
でも、それを卒業する人たちが増えてきたと感じる今日この頃です。
主人公も楽しかったけど、脚本家も楽しいかも⁉︎
そういう視点に立つことが視点を上げる、三次元の世界を卒業するということでしょう。
その為に、必要なプロセスの第一は自分自身を見つめること。
わたしたちは普段、客体として、他人や外の世界を見つめる癖がついています。
主体と客体が完全に分かれていて、外の世界を対象としてみることしかできません。
わたしとあなたとの関係が分離した状態です。
しかし、次元を上げることによって、この両者は統合していきます。
わたしやあなたがいる世界そのものを構成している存在、その存在に自分の本質を見出すことになるのです。
こういった存在を、ハイヤーセルフと呼ぶのかも知れません。
ハイヤーセルフは全てを知っていて、全てを完璧に運んでいます。
それに気がつかないのが、三次元の自分。
そう考えると、必要なのは思い出すこと。
元々、決めていたことを思い出すこと。
そういったことが必要な時代になってきました。
ひとりになり、静寂を感じ、元の存在を感じること。
もう、身につけるべきは、たくさんの知識ではありません。
元々、持っている力を思い出すことです。
そんな時代になったと感じる今日この頃なのです。
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