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2020年を振り返っておく

今、2020年最終日です。振り返っても断片的にしか記憶がないくらい瞬く間にすぎてしまった一年でした。5月くらいから会社でライブ配信のオペレート業務をはじめたり、何回目かわからないけど今回の転生では頑なに避けていた動画編集作業をやったり、そして自身のユニットの楽曲をリリース、別で抱えている仕事など、つねに5~6本同時に進行していました。人って容量があるみたいで、超過負荷だったのかついに10月末でパンクして心身ともに壊れてしまい、結局のところ人生見直すことになる年になりました。

なんだかよく覚えてない一年だったね!!で済ますのは2020年にも失礼なので、記憶をデフラグしながら音楽的活動を振り返ってみます。この歳になると、思い出の整理は大事だと思います。コロナ禍の中でも、ありがたいことにいろいとろお話いただいてたんだな、と改めて感謝。

1月~4月はもう沈黙。とにかく沈黙。

5月にtank! LIVE webというオンラインライブにMANABU X FUMIOで出演しました。他の出演者のOVER THE SANZU RIVERさん(twitter : @obasanzuri
)がそれぞれの環境で動画を撮影されて音とちゃんと合成しているのに、私達はまさかの静止画という紙芝居ライブを披露しました。ボーカルもiPadのボイスレコーダー。皆あれこれ苦戦しながら配信ライブを盛り上げる中、一石を投じてしまいました。

6月は急にお話いただいた、本当に急、TheStagPartyShowオンライン芝居の音楽を担当しました。お話のイメージ曲と各回のテーマとなる既存歌謡曲の編曲で携わりました。本当に好き勝手させていただいて、勉強になりました。全8話(各回前編後編)です。誰も気がついてないと思いますが、1話から8話まで前の回で使った音色を引き継ぐというリレーしてたんですよ。

夏は、新たに参加することになった「旅するアクトレス」のアーティスト写真撮影と平井光司さんの「Escape from the City」のレコーディングとミックス。あと、最上階の家は暑い。

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9月~10月はライブ配信三昧でした。クラリネット粟生田直樹さんとピアノうえだようさん「おさきにどうぞ vol.3」、劇団TheStagPartyShow 二人芝居「夏の終わり、遠い火」、斎藤創さん&平井光司さんライブ「Lamp.」、焼酎亭寄席「アマエビ寄席 〜【落語】と【ヨガ】」。まだ家が暑い。

10月の初旬から始まった「旅するアクトレス」では初めて撮影~動画編集まで自身でおこなってYouTubeに公開しました。現在5話まで公開しています。自分も出演しているのですが、映像モニター見るな、と言いたい。カメラを見て。カメラを。来年善処。

2020年一番大きな出来事、秋から冬にかけて自身が組んでいるユニットMANABU X FUMIOの楽曲を3曲3ヶ月連続でリリース、オンラインライブを5つ配信しました。ユニットのパートナーMANABUもネミミニミズ状態だったかと思いますが、よくついてきてくれたなと思います。感謝。

夏の終りまではまったくこんなことするとは考えてませんでした。コロナ禍の影響もあって、割と心身ダメージをうけていたのですが、このままでは本当に全部終わっちゃうなという考えに満たされてしまうと思って、行ける所まで行ってみようととりあえず動こう!とスタートさせました。

とりあえずビジュアル先行、スケジュールの都合とも言う、でLOYさん(twitter:@ly_yl3)ジャケット撮影とアー写を撮ってもらいました。ビジュアルが出来上がると、曲がまったくできていなかったのに、不思議、急にやる気がでまして。また、今回どうしても曲名の文字を手書きのものを使いたくて、日下田さん(twitter:@higeta a.k.a 最高の夏にしようね)に描いてもらいました。生きています。これも曲の制作に拍車を書けました。

完成したのがこの曲です。

MANABU X FUMIO 1st SINGLE かどわかされてTONIGHT
2020.10.30 リリース
Lyric : MANABU , Music : FUMIO

1ST SINGLEのリリース前にライブ映像を5本も配信しました。「COVERS」と称した4曲のカバー動画と「ORIGINALS」と称したオリジナル楽曲3曲の動画。お時間ございましたら下記からどうぞ。ピアノの真ん中使いすぎ。

10月からなんだか調子が悪いなーという予感はあったんですが、11月、本当に心身ともに無理になってしまいました。風の時代を前にした「あなたもうむりですよ」という天の声だと思います。受け止めていろいろ人生、仕事、見直すことしました。私じゃないとならない、ということは実際そんなに多くはないと思います。勝手、そう呼ばれちゃうとときどき孤独感じますが、ここは自分が必要ないということをちゃんと選り分けるときが来たんだなと思います。無理はもうできないし、する必要もなくなりました。

音楽を作ることに関しては、私は商業音楽家ではないので、音楽との関わり方はもっと自由でありたいし、本当にやりたいなと思うことだけでもう十分になりました。1st SINGLEの「かどわかされてTONIGHT」をリリースしたところでわりと満足してしまったのですが、死の可能性を感じとると、何か今生にも残しておきたいという感覚が強くなるようで。大げさに書いています。実際たいしたことありません。感覚の問題です。

そんな中に出来上がったのが、2ND SINGLEの「HANDS」です。

MANABU X FUMIO 2nd SINGLE HANDS feat. ZHYANPAAK
2020.11.29 リリース
Lyric : MANABU,ZHYANPAAK , Music : MANABU,FUMIO

New Jack Swingはサウンド面がとてもおもしろいと思います。オケヒの音は世界遺産だと思う。ただのオーケストラによるトゥッティのサンプリングと言ってしまえばそれまでですが、シンセに内蔵されたオケヒはもはや別の新たなる概念だと思います。オケヒの世界は下記でどうぞ。

「HANDS」のリリックビデオから自分で映像を撮影することにしました。新宿から郊外へというテーマで助手席にカメラを固定してまわしっぱなしで撮影したのですが、新宿アルタ方面から大ガードにむかって走っていた所、車道に人が寝ていて、寝ていたと信じてる、あまりにもびっくりしたので、人生で初めて110通報しました。あの方は元気でしょうか。帰って映像みたら映り込んでたので、後でまたびっくりしました。警察から電話がないので無事だったと信じたい。きっと無事。

「HANDS」のリリース日に佐田DAYラジオフィーバーさん(twitter:@sataradio)との共同企画、Sexy MUSIC STATIONというライブに出演しました。企画当初からライブ終了後の打ち上げまで、どうして?なぜ?の連続でした。色んな意味で。こちらはご来場いただいた方の記憶の片隅でそのうち読み出しエラーになるくらいの感覚で残っていればいいなと思います。できれば忘れてください。

そして、12月。わりと体調も落ち着いてきて、検査するときは調子いいんです不思議な世の中ですね、3rd SINGLE「HAPPY BIRTHDAY!」をリリースします。

MANABU X FUMIO 3rd SINGLE HAPPY BIRTHDAY!
2020.12.25 リリース
Lyric : ERURU TAKEDA , Music : FUMIO

この曲は、いろんなところで話していて今更ですが、MANABU X FUMIOがはじまるきっかけになった曲で、2014年にいちど完成していて、今回あらためてMANABU X FUMIO名義で2020年の最後に出すことにしました。歌詞はMANABUでもFUMIOではなく、武田恵瑠々さん(twitter:@erutaro)に書いていただいています。アレンジはなるべく当時のままでと考えていたのですが、思いつきでコーラスを別の方でいれたらもっとよくなりそう!と、やすうりさん(twitter:@yasuuri_unit)、田井中翔さん(twitter:@hachioujisyo)、カメヤマユウタさん(twitter:@yuta85116)にお声がけさせていただきました。私の声をハイテクノロジーで歌ってもないのにハーモニーになってる!でこしらえた参考音源と間違いだらけの楽譜という条件下で、難なくこなしていただいて感謝いたしております。

この曲のリリックビデオも自分で撮影したのですが、中野駅すぐ横の歩道橋ってめちゃめちゃ揺れるんですね。OLYMPUS12-100mm/F4の手ブレ補正なかったらこんなにキレイに取れなかったと思います。今回は道に倒れてる人は映り込みませんでした。安心。

12月25日のリリースでMANABNU X FUMIOの2020年の活動は終わりにしようかなと思っていたのですが、また思いつきで、MANABU X FUMIOの2020年振り返りトーク番組を作りました。急でごめんなさい。本当に色んなことが起きて大変だった2020年から2021年につなげるためにも、作ってよかったと思います。なんなら来年シリーズ化しようかと思います。ゲスト呼んで。

映像の勉強をしたいな、と思っているのに学ぶまえに、実践でやることが先にきて毎回試行錯誤なんですが、今回設定ISO感度を間違えてしまい、渋目な映像になってしまって、これまた勉強、と思いそのまま公開しました。デュアルネイティブISOは1000と1250が境目、覚えました。

駆け足で、それでも3000文字超えてる、2020年を振り返ったのですが、来年は今年こんな状況できなかったので、状況がよくなっていると祈りつつ、いろんな方々とコラボレーションしたいのと、私個人の作品も発表できたらと思っています。MANABU X FUMIOは今回の連続リリースの3曲のMV制作、春にはアルバムリリース、今年は動画・写真集の展開だけになりましたが旅するアクトレスの楽曲展開、今年コロナでキャンセルになっていたイベント案件などがひとまず春先までの予告です。高級WEBカメラになりつつあるBMPCC4Kを使って映像の勉強も続けようと思います。

2021年、皆さんの未来が輝かしいものになりますように。本年もありがとうございました。

サポート、手ぐすね引いてお待ちしております。今後の活動費用にさせていただきます。