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映画や本の感想で盛り上がる、を経験した

ドラマと映画を1本ずつ見て、まだおやつの時間にもなってない、1日は短いようで長いと感じる日曜の昼間に執筆してます。
写真は去年のオータムフェスト。
食事はたいして美味しいと思えないけど、外で飲むチープな器のビール、楽しそうな賑わいの空間が大好きです。

休職してみて、たくさんの映画や本を楽しんだというのは、毎度のように書いているので、お分かりだと思いますが、
その作品を見て、感じたことを共有し合うことに関して。

昔は、映画デートなるものが得意ではなかった私。
だって、黙って狭いんだか、広いんだかわからない空間で、真っ暗で、よその人の気配を感じながら、大きすぎる音で(私は多分音に敏感)得られるものなんて、微塵もない。
個人的に映画といえば、人気の少ないレイトショーで、前後左右に人を寄せすぎず、没頭するのが一番と感じるから。
デートで行くだなんてなったら、隣に好きな人がいるのに、神経が前なのか横なのか、どちらに向けばいいかわからなくて、苦痛の2時間半になる。

ただ、最近気づいたのは、自分が紹介したいと思ったものは、自然と相手との会話のネタにできるのだということ。

私の母は、本が嫌いで、目が悪いので、「最近読書に勤しんでいる」という切り口から、面白かった本の内容を要約してあげる。
すると、さすがは元売れっ子ホステスの母だから、そこから会話を存分に広げてくれる。
映画に関していうと、テレビでやるような類の映画を彼女はほとんどチェックしているため、その内容について盛り上がれる。
親子といえど、性格や感じ方は全く別物なので、かなり有意義な会話ができる。
(ちなみに母は、キングダム4を早く見たいと、ずっと言ってます。連れて行ってあげてもいいんだけど、おそらくテレビで見る方が目の悪い彼女にとってもいいと思い、提案はしてない)

先日、飲みに行った元職場の女の子とも、映画や本の話でまさかの大盛り上がりで、その後もお互いのお気に入りを共有したりなどしました。

恋愛や、コスメ、会社の人の話なんかで盛り上がるのも、一つだけど、映画や本などの芸術作品(私は今まで嫌煙してきたジャンル)で、盛り上がることが、こんなに楽しいことだなんて、初めて知った。
なぜなら、その人の思想や価値観が感想として、かなり反映されてくるから、相手を知るにはてこいな会話ネタだ。

きっと、絵画みたいな専門的な芸術作品について語り合う人たちも、そういうことが楽しさの一つだったりするのかなと感じた。

30年以上人間をやっていると、自分の行動範囲は限られてくるし、自分の思考世界も限られてくる。
いろんなことを挑戦して、感じてみること、改めてやってみることの大切さをすごく感じた出来事でした。
やっぱり、まだまだ私は若い。定期的に「生涯現役宣言・改」が起きそうな予感だ。

復職までの期間で母と、お酒を飲み交わす約束をした。
その時にまた、たくさん話せるように、映画や本を読んで知識をアップデートしておこう。

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