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頑張れという言葉について

突然ですが、私は子どもの頃から、頑張れと言うのが好きで、気づけばよく言ってます。『がんばれ!』っと強めには言わず『がんばって!』とソフトなことは多いですが気持ちは一緒です。

スポーツ観戦や子どもなどの部活の応援などなど応援する時って頑張ってる人にもっと頑張れるように『がんばれ!』って言いにいくもんだよな、と大声で応援したりできるだけ拍手したりしながら頑張れ、よく頑張ったを送るようにしています。

ですが、最近、子どもによっては頑張れが重荷になりすぎる時があるかもしれないと考える時があり、また特に息子が病気になり頑張れを封印する機会が増えました。

特に注意するようになったきっかけとしては入院中ゲーム以上のことができないことについて息子に話しているときに確か、もっと頑張んなよ〜みたいなことを言ったんです。
その時、近くにいた看護師さんから
『もう充分頑張ってるよねー』
というツッコミがきてハッとしました。

また、自分の子どもではないですが、
復学後の学校で知り合った、学校に来るのが怖くなってしまって同じく個別対応をされている子に対して何気なく『がんばってね』と声をかけてしまったことがありましたが、
『じゃなかった、頑張ってるんだよね、ほどほどにねー』
と言って言葉を打ち消したのですが、
そのとき、その子がホッとした表情でニコッと笑顔を返してくれたのです。
やはり気をつけねば。。と思いました。

と、ここまでは自分への戒めの話だったのですが、
そうは言っても、やはり『がんばれ!』の効果はポジティブに働くことの方が多いと思うのです。

復学後は毎回登下校時中には付き添いということをさせてもらっていましたが、今日から息子が学校に一人で通えるようになりました。

最近はがっつり付き添っていたわけではなく、下校時などは私の顔を見て満足して余分な荷物だけ持たせて私は別ルートで帰る、という、完全に甘えです。

このように体力は回復していて、体調は少々不安があるものの、他の子と同じにできないわけではなく、息子の中で最後の一押しが必要な状態と見てとれる状況でした。

もはやしょうがないので過保護な母はためらいながらも伝家の宝刀『がんばれ!』を抜き、今朝は息子も吹っ切れた様子でした。

というわけで、これからも小出しにでも効果的に頑張れを言おうと思いました。

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