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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

HELLO WORLD感想(バレあり)

ハローワールド見に行ったので備忘録も兼ねて感想書きます。

《見てないけど気になる人向けのまとめ》

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アニメーションは最初違和感を感じるけれど、後半になるにつれて感じなくなるし、後半になるほど映像の凄さに引き込まれる。

声は私的には違和感がある部分もあったけど、直実とナオミはそこまで感じないのであまり影響なし。

前半部分と後半部分の差が予想以上に凄すぎてすごく引き込まれる。100分くらいの映画だけど、すごく長い時間見ていた気がする。音響がよくて広い映画館でぜひ見て欲しい。

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感想続き

夕方の予定まで何か映画を見たいな〜って思ってサイトを見てたんだけど....

プロメア、はやってる時間が遅くて無理....
ロケットマン、はもう終わってしまった....
他に何か....面白いやつ....ってときに、以前映画の予告でハローワールドが面白そうだな〜って思って評判をツイッターで調べてみたら、「面白い」って評判が多かったのでとりあえず行ってみることに。

ハローワールド、ジャンプ+で漫画連載してて、物語の前半部分は知ってたし、絵は綺麗だなあって思ってたし、主人公3人は声優さんじゃないって書いてあったけどそこそこ高評価だったのでちょっとだけ期待して。

「音響こだわりました!」って聞いてたシネマシティさんに行ったんですけど、上映時間をアストラと勘違いしてて14:50かと思ったら上映開始14:30で間に合わず、16:40のやつ見ました。
平日だったのですっかすかでした。快適。

5分前の着いて着席。
上映前の広告がない代わりに、上映開始までのカウントダウンと主題歌が流れててめちゃくちゃにかっこよかった....
カウントダウンのフォントも題名と同じフォントっていうこだわりっぷり....ちょっとサマーウォーズ思い出した

カウントが00:00になった瞬間に、変な光の棒が屈折して、いろんなところにぶつかって画面の中央に走り出す。さすが音響にこだわってるだけあって、映画館全体にバウンドして鳴り響いてる。始まった、って毛がぞわぞわした。

最初は、正直いうと少し期待外れだった。
広告はすごく絵が綺麗だったけど、アニメーションはCGが主らしくって、ずっと前にアニメでやっていた亜人を思い出した。「うわ。ぬるぬるしてる....」って思った。いつも見るようなアニメーション映画とは違った普通とは少し違う人形のような動き。絵が綺麗だけあって少し気落ちした。
でもそう思ったのはこれが日常パートだったからなんだな、って見終わったら思う。このCGの本領発揮は後半からだった。

主人公たちが喋り出して、個人的なことを書くとやっぱりキャスティングは本職にすべきだなって思った。男性二人はまだ許せる。直実はだいぶ自然な少年の声だったし、ナオミは「松坂桃李くんだ」とは思ったけど、そこまで違和感は感じなかった。前に娼年を見たのを思い出して「エロいひとだ」とは思ったけど青年役だしそんなもんかな、とは思った。ただ女の子の声が、どうしても納得できなくて、クールな感じで可愛い声だけど、声がぼそぼそしていて聞こえにくい。発声練習してないんだなって思った。それだけ

映画の方に戻るけど、最初はザ・ラブコメって感じ。よく見る高校生の青春もの。
途中不気味な敵が出てきてすっごいヒヤヒヤした。(なんかあの敵既視感あるなって思ったけどあれだ。サマーウォーズのラブマシーンとハウルの変な泥人形みたいなのが合わさったやつ。初めて見たときすごいトラウマになったししばらく夜道が怖かった。)
で、直実が女の子救って終わり終わり大団円。
広告ではラスト6秒で全てがひっくり返るってあったけどどうなるのかなあ。


なーんて思ってた私が馬鹿でした。


すごい勢いで雲行きが怪しくなる。
突然光に囚われる女の子。
脳死した外の世界の子と気持ちの値が一致したから器に当てはまるっていって連れてかれてしまう。
あの時のナオミの冷たさと直実の絶望感たまんなかったなあ。めちゃくちゃ心臓がドッドッっていってた。
消えるナオミ。絶望し残された直実に襲いかかるあの不気味な敵。
あのどうにも逃れられない感じとあの敵の顔面がただただ怖くて、「誰か直実を助けて....!」って思った。
そんな直実に追い討ちをかけるのが、直実の行動によるバグの発生でデータをナオミが消去する流れになり、直実は自分が世界から消えることを悟る。
直実は自分が消滅する覚悟で周囲が引き込まれて行った光の方に自ら飛び込んでいく。
そのあとの映像、前に科学技術館のシアターで、分子、粒子に変換されていく流れの映像にそっくりだった記憶があるので、「直実はあの光にのまれて粒子になってしまったんだな」ってなんとなく思った。

カラスの協力もあって直実とナオミは遭遇して、女の子を取り返す流れになるんだけど、ここであの敵がやってきて、こっちの世界の女の子は脳死ということで世界から消滅したはずなのに生きている、というバグで殺そうとしてくる。
それから逃げるために直実は女の子を連れて逃げるんだけどこのシーンがまたすごい。
自転車に乗りながら敵から逃げて、橋を変えて敵を翻弄。敵が集まりすぎてどうしようもなくなった時、ナオミ登場。

展開のスピード感が凄すぎてどんどん加速していく。まるでジェットコースターだった。
ずーーーっと食い入って見てた。

最後、電源をぶっちぎるってデータの世界を作った博士(子安武人)が電源を切ると同時に直実と女の子は直前までいた世界から移動し、データとして管理されていない全く別の世界に飛ばされた。
よって二人は幸せに暮らしましたってことでおしまい。

ナオミは、直実が飛ばされる直前、直実を被って致命傷を負う。
ナオミが現実だといった世界で致命傷を負ったナオミはどうなるんだろう、と思っていたら、カラスの声が聞こえて「同じ器が必要だった」という声が聞こえた。
次にナオミの目が覚めたときには、脳死したはずのあの女の子が成長したい状態でナオミのそばにいて、ナオミがいる施設は月で、実はナオミが現実だと思ってた世界もデータの世界だった、というオチ。

ただここがなんの説明もなく一気に進むのでジェットコースター乗ってたらすごい勢いで急カーブして急停車してしまった、っていう感じだったので私も他のサイトから解説読みました....。


再度まとめ!

アニメーションは最初違和感を感じるけれど、後半になるにつれて感じなくなるし、後半になるほど映像の凄さに引き込まれる。

声は私的には違和感がある部分もあったけど、直実とナオミはそこまで感じないのであまり影響なし。

前半部分と後半部分の差が予想以上に凄すぎてすごく引き込まれる。100分くらいの映画だけど、すごく長い時間見ていた気がする。音響がよくて広い映画館でぜひ見て欲しい。

終わり

読みにくい気がするね。申し訳ないね。


ぜひみんな見て欲しいし、色んな人に紹介して欲しいけど、前半部分だけしかあらすじとして紹介できない悲しみも味わって欲しい。面白いよ。

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