J1リーグ通算勝利数ランキング(2019シーズン終了時点)

プロフィール以外で初の今回は、横浜F・マリノスの15年ぶり4回目の優勝で2019シーズンの幕を閉じたJ1リーグに焦点を当てたいと思う。

J1リーグは、国内最高峰の舞台であり、最初はJリーグとして10クラブで始まり、これまで27年間の歴史の中で、31クラブがその舞台を経験している。

31クラブは、それぞれの歴史を歩んでおり、消滅してしまったクラブも存在している。

27年間常にJ1に居続け、28年目もJ1の舞台で戦うクラブ、過去にリーグの主役だった栄光の時代を築いたものの2020シーズンはJ2の舞台で戦うクラブ、暗黒の時代を経験しながらも栄光の時代を築こうとしているクラブ、僅か1年のJ1挑戦に終わってしまったクラブ。

それぞれのクラブが、それぞれの歴史の中でJ1で積み上げてきた勝利の数をランキングにまとめて紹介していく。

J1リーグ通算勝利数ランキング(2019シーズン終了時点)

1位 509勝 鹿島アントラーズ
2位 450勝 横浜F・マリノス
3位 416勝 浦和レッズ
4位 404勝 ガンバ大阪
5位 399勝 名古屋グランパス
6位 397勝 清水エスパルス
7位 385勝 ジュビロ磐田
8位 371勝 サンフレッチェ広島
9位 323勝 柏レイソル
10位 266勝 川崎フロンターレ
11位 262勝 セレッソ大阪
12位 261勝 FC東京
13位 227勝 ジェフユナイテッド千葉
14位 226勝 東京ヴェルディ
15位 225勝 ヴィッセル神戸
16位 156勝 アルビレックス新潟
17位 143勝 湘南ベルマーレ
18位 133勝 ベガルタ仙台
19位 129勝 大宮アルディージャ
20位 117勝 横浜フリューゲルス
21位 104勝 京都サンガF.C.
22位 101勝 サガン鳥栖
23位 88勝 大分トリニータ
24位 75勝 北海道コンサドーレ札幌
25位 71勝 アビスパ福岡
26位 69勝 ヴァンフォーレ甲府
27位 30勝 モンテディオ山形
28位 13勝 松本山雅FC
29位   8勝 V・ファーレン長崎
30位   4勝 横浜FC
31位   3勝 徳島ヴォルティス

※太字は、2020シーズンJ1クラブ
※参考 J.LEAGUE Date Site

 

J1通算勝利数ランキング1位は、最多8回優勝を誇る"常勝軍団"鹿島アントラーズ。2019シーズンに通算500勝を達成し、2位の横浜F・マリノスと59勝差と圧倒的な差を付けている。

2019シーズンの王者で鹿島に次ぐ4回優勝を誇る横浜F・マリノス2位。優勝を決めた最終節のFC東京戦で、史上2クラブ目の通算450勝を達成。

3位浦和レッズ、4位ガンバ大阪通算400勝を超えており、ガンバ大阪は2019シーズンに史上4クラブ目となる通算400勝を達成した。

史上5クラブ目の通算400勝達成を狙っているのが、5位名古屋グランパス、6位清水エスパルスの東海勢2クラブ。名古屋399勝、清水397勝と惜しくも2019シーズン中に果たせず、通算400勝達成は2020シーズンに持ち越しとなった。清水サポーターである私としては、清水が先に通算400勝達成してほしいが、どちらが先に達成するかは、2020シーズン序盤注目ポイントでもある。

また、4位G大阪、5位名古屋、6位清水の3クラブは、2020シーズン終了後には順位が入れ替わっている可能性がある。

かつて黄金期を築いたジュビロ磐田7位だが、2020シーズンはJ2で戦うため、14勝差で8位サンフレッチェ広島と2020シーズン終了後には順位が入れ替わっている可能性がある。

2020シーズンからJ1に復帰する柏レイソル9位に入り、柏までの9クラブが通算300勝を超えている。

柏に次ぐ10位には2017、2018と連覇を達成し、近年は上位の常連川崎フロンターレが入っているが、11位セレッソ大阪とは4勝差で、12位FC東京はC大阪と僅か1勝差。かなりのデッドヒートを繰り広げている。いずれも2019シーズンの上位クラブであるため直接対決の結果で、順位が入れ替わる可能性もある。

オリジナル10ながらJ2に定着してしまったジェフユナイテッド千葉227勝13位東京ヴェルディ226勝14位に入っているが、225勝15位ヴィッセル神戸が迫っており、2020シーズン中に順位が入れ替わるのがほぼ確実になっている。また、15位の神戸までが通算200勝を達成している。

神戸に次ぐ16位アルビレックス新潟は、通算150勝を超えており、続く17位湘南ベルマーレ143勝と通算150勝達成が見えてきており、2020シーズン中での達成が期待される。

18位ベガルタ仙台、19位大宮アルディージャと続き、20位には1998年消滅してしまった横浜フリューゲルスが入っている。

22位サガン鳥栖は、2019シーズンで通算100勝を達成し、21位京都サンガF.C.3勝差と迫っており、順位が入れ替わるのがほぼ確実となっている。
鳥栖までの22クラブが通算100勝を超えている。

2020シーズンでの通算100勝達成を射程圏にとらえているのが、23位大分トリニータであと12勝に迫っている。24位北海道コンサドーレ札幌は、通算100勝まであと25勝と2020シーズンでの達成は難しい状況となっている。

25位アビスパ福岡、26位ヴァンフォーレ甲府は、通算50勝を超えており、27位モンテディオ山形、28位松本山雅FCは、通算勝利数2桁を達成している。

29位V・ファーレン長崎、30位横浜FC、31位徳島ヴォルティスは、それぞれ1年のみのJ1挑戦で、勝利数は1桁となっているが、横浜Cは2020シーズンをJ1の舞台で戦うため勝利をどれだけ積み上げられるのか注目である。


2020シーズンのJ1リーグは、名古屋、清水のどちらが先に通算400勝を達成するのかの熱い戦い、そこに既に通算400勝を達成しているG大阪を加えた3クラブによる通算勝利数デッドヒート、川崎F、C大阪、F東京の3クラブによるデッドヒート、大分が通算100勝を達成できるのかなど、通算勝利数に注目していくとより楽しめるのではないか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?