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【えびぽた Ep3《いちごとお花のカラフル&ポップな海老名を満喫》】SURUGA Cycle Journal Vol.146

海老名市さんとのコラボ企画「えびぽた」。今と昔がよりそうまち、海老名市を爽快にゆるっとポタリングします。

今回のえびぽたは、春の海老名を満喫!海老名で生産が盛んないちごや、春の花が咲き誇る素敵なスポットを楽しみながら、自転車ならではの景色を探しに行きましょう。今回は「ビナ・よりみち広場」でシェアサイクルをレンタルしてスタートしていきます。

この「HELLO CYCLING」のシェアサイクルは、現在、海老名市内に30か所以上のポートがあります。スマートフォンアプリで簡単に借りられて、別のポートにも返却できます。駅近にもポートがあるので、通勤やちょっとしたお出かけにもとても便利です。

ビナ・よりみち広場はその名のとおり、ちょっとした寄り道にもぴったりな小さな広場。撮影日は4月中旬で、さつきが咲き始めた頃。豊かな自然を眺めながら、広場内にあるベンチに座ってのんびり過ごすのも気持ちいいですね。

「HELLO CYCLING」は電動アシスト付きですので、街中のストップ&ゴーもストレスなく走れます。準備ができたら、いよいよ出発です。

まず最初は、「ロマンスカーミュージアム」に行きましょう。ビナ・よりみち広場のすぐ隣にあり、よく見ると窓から中にロマンスカーがあるのが見えます!

子どもも大人も楽しめる、小田急電鉄さん初の鉄道ミュージアムとして、2021(令和3)年4月にオープンし、2023年で開業2周年を迎えました。

ロマンスカーは小田急電鉄が運行する特急列車および特急車両のことで、歴代の車両の常設展示は実際に乗車することもできます。

イチオシは小田急沿線の街並みを再現したジオラマパーク! 見てください、海老名中央公園の七重の塔モニュメントなど、海老名の街並みもしっかり再現されています。

小さくなった海老名のまちに、海老名市イメージキャラクターの「えび~にゃ」もにっこり。

江ノ電の小さな鉄道模型の運転体験もできます!(1回3分:100円)
ピッタリ駅に止められるか挑戦してみると面白いかも。

こちらはロマンスカーの運転を体験できる「ロマンスカーシミュレーター“LSE(7000系)”」です。

音、映像、運転席のレバーやメーターなど、隅々までとてもリアル!まるで本当にロマンスカーを運転しているようですね。休日には行列ができるほど子どもたちに大人気のスポットです。

思う存分堪能したら、お土産コーナーへ!オリジナルのお菓子や玩具など、あらゆる電車グッズが揃っています。

こちらは海老名市内にある「ロリアン洋菓子店」さんの「街のケーキ屋さんがつくったおいしい保存クッキー」。ロマンスカーミュージアム限定缶で販売されていました。

最後は屋上にある「ステーションビューテラス」へ。小田急線海老名駅と発着する電車が一望できる開放的なテラスです。

海老名駅発着のロマンスカーの発車時刻表が置かれているので、ここぞ!というシャッターチャンスを狙ってみてはいかがでしょうか。

ロマンスカーミュージアムを後にしたら、続いては海老名駅自由通路をJR海老名駅方面へ進んで「ビナガーデンズパーチ」へ向かいます!

春のいちごの時期ということで、いちごスイーツを堪能しに「ICHIBIKO(いちびこ)」さんにやって来ました。

ショーケースいっぱいのスイーツたち、どれにしようか迷ってしまいます。

1番人気は「いちごのショートケーキ」。生クリームたっぷりで、甘すぎずいちごの美味しさが引き立ちます!断面がとっても綺麗ですよね。

表面に並んだいちごが可愛らしく、生クリームの下にカスタードが入った「いちごのバニラムースタルト」もおすすめです。

お供のドリンクは、自家製いちごミルク「いちびこミルク」。オーダーしてから牛乳を注いでもらいます。いちごの果肉がさっぱり!

瓶入りで見た目がかわいいのもポイントです。底のほうからよく混ぜて召し上がれ!

ケーキのラインナップは時期によって変わりますので、最新情報は公式サイトをご覧ください。

さて、続いてやってきたのは「海老名市立中央図書館」です。

立体感が際立つ近代的な外観が特徴的なのですが、すごいのは見た目だけではありません。

中に入ると、そこにあったのは大きな丸い吹き抜けとクロスした柱。階段で2階に行くと、円形に湾曲した本棚が壁一面に続いています。

洗練された館内に、本を探す楽しみも相まって、のんびりと時間を過ごしたくなりますね。

3階の希少本コーナーには、海老名市や神奈川県の郷土に関わる図書資料がありますので、こちらもぜひご覧ください。

こちらはキッズライブラリー。元々プラネタリウムだった場所を改装して今の形になりました。図書館の上部に丸いドームのような部分があったのはここだったのです。

屋上にはテラスがありますので、1階にあるショップでコーヒーを買って景色を楽しみながら…なんていかがでしょうか。図書館で少しおしゃれな時間の過ごし方です。

ちなみに、こちらにもシェアサイクルのポートがあります!ぜひご利用ください。

続いては海老名に最近誕生した新スポットをご紹介します。

2023年3月30日に鳩川に架けられた新たな橋、名前は「郷ノ泉橋(さとのいずみばし)」です。これによって下今泉地区と上郷地区をつなぐ道路が開通し、さらにアクセスがよくなりました。

「新しい橋が周辺地域をつないでほしい」との思いが込められた郷ノ泉橋。この橋の名称は近くにある市立今泉小学校の6年生から募集して選ばれ、この橋名板は児童の直筆を基に作成されました。自分が考えた名前が地域にずっと残り続けるって素敵ですね。

今度は自然豊かな「神奈川県立相模三川(さんせん)公園」に立ち寄りましょう。

2004(平成16)年の開園当時、県立都市公園としては初の河川公園(河川区域の中にある公園)でした。相模川河川敷に芝生が広がり、のんびりと川沿いの景色を楽しめます。

丹沢大山の眺望が楽しめる展望ポイント、バラのアーチや色とりどりの花壇など、季節の花が園内を彩っていました。

広い芝生広場やコンビネーション遊具があり、大人から子どもまでのびのびと過ごせる憩いの場です。

遊歩道を押し歩きしながら、緑豊かな園内を散策していると「ハンカチの木」という樹木を見つけました。垂れ下がった白い花びらが確かにハンカチみたい。

植物の彩りから新たな季節の訪れを感じることができました。たまにはじっくりと花や木々に目を向けて見ると、新たな発見があるかもしれません。

続いては、神奈川県で最古の神社と言われる「有鹿(あるか)神社」にやってきました。

「パンダ宮司」がいる神社として近年知名度が上がり、多くの方に親しまれている、地域でも由緒ある神社です。自転車の代わりに馬を連れて駆けつけてくださいました。

有鹿神社は、有鹿郷(海老名市を中心とする地域)にある神社で、鳩川の水源となる有鹿泉が相模原市磯部にあり、そこに「奥宮」が祀られています。この泉の近くには国指定史跡の勝坂遺跡があり、縄文時代以降、水神を祀っていたと考えられています。惣国風土記によると、664(天智天皇3)年に祭礼が行われ、また、由緒書によると、古くは相模国の一宮格として扱われる等、歴史の深さが感じられます。

今回は特別に、本殿の中に入らせていただきました。拝殿天井を見上げると、大きな龍が描かれているのが分かります。

これは大住郡坪之内村(現:伊勢原市)の絵師近藤如水(別名:藤原隆秀)が江戸時代の1849(嘉永2)年頃に描いたものとされています。床に寝ころばないと全面を見渡すことが難しいほど大きく、豪快な筆使いで見るものを圧倒する迫力!本殿と「天井の龍絵」は海老名市の重要文化財に指定されています。

パンダ宮司さんは神社をより親しみやすく感じて欲しいという願いから、参拝でのご挨拶や記念撮影に登場してくれます。ちなみに他にも、神職の役職名「禰宜(ねぎ)」を知ってもらうための「ネギ禰宜」さんなど、びっくりするほどオリジナルキャラクターがたくさんいらっしゃいます。

そろそろランチの時間。今回は、JR厚木駅前にある「Re Cafe」さんに立ち寄ります。

可愛らしい店構えで、一歩中に足を踏み入れるとアットホームな雰囲気が漂うカフェです。ランチメニューが豊富で、席に着くなりどれにしようか迷ってしまいました。

おすすめのスペシャルランチは「薬膳鉄板ナポリタン」。

薬膳陳皮(ちんぴ:ミカンの果皮を干したもので漢方薬の原料のひとつ)入りの手作りトマトソーセージと一緒に。小さなフライパンにのっているのがなんとも可愛らしいです。熱々がいただけるのが嬉しいですね。

定番ランチも体に優しいラインナップが勢揃いです。こちらの「お豆腐ハンバーグ」のプレートは、トマトクリームスープの中に生ショウガがたっぷり入ったハンバーグが!彩り豊かで体がポカポカになるひと品です。

デザートは、「6代目プリン」をいただきます!蓋にはRe Cafeさんラベル付きです。
日本一のプリン博士に究極のプリンのレシピを伝授され、卵、牛乳、砂糖などの原料のみならず、温度、容器にもこだわり、30種類以上のプリンを作った結果、ついに完成したのがこの6代目プリン。海老名市内にある泉橋酒造さんの大吟醸酒粕が入っていて、えびなの名産品にも認定されています。ネーミングは同酒蔵の当主が六代目であることに由来します。

温度設定でトロトロ感を出しており、なめらかな口当たりがポイントです。お持ち帰りもできますので、ご自宅でのおやつにもぜひ!

続いては、海老名の老舗和菓子店「御菓子司(おかしつかさ)山口屋」さんへ。

1937(昭和12)年創業当時よりあんこにこだわり続け、変わらない味が受け継がれています。

春の定番はいちご大福です。地元海老名の大粒いちごが使われており、いちごのみずみずしさが保たれつつ、甘さを抑えた牛皮とあんこがその美味しさを引立てます。

あんこは黒あん、白あんの2種類があり、断面が美しいのもポイントです。

他にも季節の生菓子や、贈り物にもぴったりな和菓子が並んでいます。この日は春らしく、チューリップの生菓子が販売されていました。

山口屋さんのこだわりのあんこをぜひ味わってくださいね。粒あんは豆の粒がしっかりと残って小豆の風味が口いっぱいに広がり、こしあんはべたつかずサラリと上品な口当たりです。伝統を守りつつ、日々喜ばれるあんこ作りを研究されています。

海老名市南部には、いちご農家が連なる「ストロベリーロード」と呼ばれる場所があり、いちごの直売やいちご狩りが行われています。

この時期だからこそ味わえる、採れたてのいちごを食べに行こう!ということで、次は「武井いちご園」さんでいちご狩りを楽しみましょう。

武井いちご園さんでは、土からこだわった完熟いちごの「とちおとめ」をはじめ、さまざまな種類のいちごを作られています。2009年(平成21年)、2012年(平成24年)、2016年(平成28年)と3回に渡って農林水産大臣賞を受賞されていて、完熟出荷にこだわった至高の美味しさを誇ります。

みずみずしく、甘さと酸味のバランスが良くて美味しい!とちおとめは、酸味・苦味・渋味が強い品種なので、完熟させて糖度を上げることによって、より深みのある美味しい苺に仕上がるのだとか。
武井いちご園さんのいちご狩りは毎年4月~5月末まで開催されています。詳しくは公式ホームページをチェック!


次のスポットへ向かう途中、雄大に青空を泳ぐこいのぼりを発見しました!こうして、まちのあちこちに目を向けると、季節の移り変わりを感じられるのがポタリングの醍醐味ですね。

次に訪れたのは「近代化学株式会社」さんです。シャンプーやトリートメントなどの頭髪用化粧品の開発をされています。

こちらで作られているのは、海老名産のいちご果汁を使ったヘアケア商品たち。先ほど訪れた武井いちご園さんをはじめとする、地元のいちご農家さんから仕入れたいちごの果汁を使用しており、自然由来で髪にも肌にも優しいのです。

ヘアオイルや石鹸など、商品の種類もさまざま。いちごのみずみずしい香りがふんわり広がり、肌に潤いを保ってくれるのが特徴です。

海老名のいちごがこんな形でも活躍しているとは!「生いちご果汁」のヘアケアをぜひ体感してください。通販の他、この工場での直営もされていますので、お気軽にお立ち寄りください!ちなみに工場直営店では、割引価格でお得にご購入いただけます。

いよいよ今回のえびぽたの最終スポットにやってきました。温浴施設の「OYUGIWA海老名」さんです。

一日走った自分を労りつつ、汗を流してスッキリとフィニッシュです。

緑に囲まれた露天風呂や壺湯、本格的なロウリュなど、多彩なお風呂の他、ボディケアや岩盤浴など体をしっかりリフレッシュできる設備が充実しています!

浴後にゆっくりと過ごせる「くつろぎ処」には、壁一面の本棚にコミック・雑誌がなんと約1万冊!お食事処もありますので、気の向くままにのんびりと疲れを癒しましょう。

なんとオーナーさん手作りだという渾身の顔ハメ看板もあります。

入口付近の売店では、先ほど訪れた近代化学さんのシャンプーやトリートメントなどを発見!

OYUGIWA海老名さんのTシャツなどオリジナルグッズも販売されています。イチオシはお食事処で使われているものと同じ形のタンブラーです。

駄菓子の屋台はお祭り感があって、なんだかワクワクしますね。

OYUGIWA海老名さんは、季節に合わせた「イベント湯」や、館内での催し物など、お風呂以外のお楽しみもたくさん。何度も足を運びたくなるような癒し空間でした。

いちごとお花でカラフルに彩られる春の海老名。季節の移り変わりを感じながら、自転車で遊びに来てみませんか?
それでは今回のえびぽたはここまで。次回もお楽しみに!

【Information 1】
▼海老名市
https://www.city.ebina.kanagawa.jp

▼えびなめぐり
https://ebina-kankou.com

▼えびなの名店・名産品
https://www.city.ebina.kanagawa.jp/shisei/profile/meisan/1000601.html

▼SHONAN PEDAL
https://shonanpedal.hellocycling.jp

▼ロマンスカーミュージアム
https://ebina-kankou.com/%e3%83%ad%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%a2%e3%83%a0/

▼ICHIBIKO
https://ichibiko.jp

▼海老名市立中央図書館
https://ebina.city-library.jp

▼神奈川県立相模三川公園
https://ebina-kankou.com/%e7%9c%8c%e7%ab%8b%e7%9b%b8%e6%a8%a1%e4%b8%89%e5%b7%9d%e5%85%ac%e5%9c%92%e3%80%80/

▼有鹿神社
https://ebina-kankou.com/%e6%9c%89%e9%b9%bf%e7%a5%9e%e7%a4%be-2/

▼Re Cafe
https://ebina-kankou.com/re%e2%98%85cafe/

▼御菓子司山口屋
http://www.yamaguchiya.ne.jp

▼武井いちご園
https://takei-ichigo.com

▼近代化学株式会社
https://www.kindaikagaku.com

▼OYUGIWA海老名
https://ebina-kankou.com/oyugiwa%e6%b5%b7%e8%80%81%e5%90%8d%e5%ba%97/

【Information 2】
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