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カルチャー週報 03/11~03/17

今週は懸案事項を片づけることができ、やっと映画館に行けました(しかも、3回も!)。いやー映画って本当にいいもんですね、という感じの一週間のなかで、観たり聴いたり読んだりしたものをまとめました。

宣伝します。3月27日に刊行予定の文芸誌「ユリイカ」4月号(青土社)に論考を寄稿しています。

特集はマンガ家・押切蓮介です。ホラーギャグの「でろでろ」、レトロゲームのネタ満載の「ハイスコアガール」などで有名なマンガ家です。女の子を特徴的に描くので、絵を見て「あ!」という方もいらっしゃるかもしれません。

わたしが寄稿した論考のタイトルは、「押切蓮介のおばけの『け』」。押切蓮介の初期の短編作品を中心に取り上げて、そのなかのどんな要素が、その後人気作家となっていくときにオリジナリティにつながっているのか、ということを論じています。

「ユリイカ」って哲学系の専門用語とか頻発していて難しそう……と思うかもしれませんが、わたしの論考にはそういうものは一切出てきません。「押切蓮介のここを見てくれ!」というかなり具体的な話をしています。なので、喫茶店や居酒屋で面白かったマンガの話をする感覚で読んで欲しいです。

もし、お近くの書店に行く機会がありましたら、ご覧いただければ嬉しいです。

今週はあまり本を読めませんでした。来週は、もうちょっと活字を読みたいですね。

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