短文日記:21.05.03-21.05.09
5月3日(月)
一日中、本とCDの整理をしていた。「もういいかな」というものを抜き、出した分、次に読むもの・聴くものを考えた。この作業を定期的にやると頭がスッキリする。/『カバーいらないですよね』を読む。こういうシンプルな画風で、人物の白眼描かない系マンガを好きになりがち。個人的にツボなんだなあ。
5月4日(火)
今日も部屋の整理と本の整理。途中、藤子・F・不二雄のSF短編を手に取って整理の手を止め読み込んでしまう。/『私にできるすべてのこと』を読む。池辺作品にある独特の黄昏感・サウダージが、徐々に閉じていく人類を描く今回のテーマととてもマッチしていた。しかし画面が白いなー。
5月5日(水)
連休の最終日、ボロだったポストを付け替えた。どこも行けなかったGWのレガシーだ。/『望郷太郎』を読む。冷凍催眠で500年後に目覚めた男が原始的になった世界をサバイブする…というものとして読んでいたけど「価値やお金の発生」を描こうとしていることに気が付いた。すごいテーマだ……
5月6日(木)
連休明け職場へ。休みの間、何していたかを話したけど、大抵どこにも行ってなくて、むしろその方が人柄をよく表してた。/『反省記』を読む。アスキーの創業者のひとり、西和彦の半生記。90年代半までノリノリだったPC業界を追体験する。ああこんなにノリノリだったのか。そりゃ未来感じちゃうよなあ。
5月7日(金)
金曜日だけど川崎駅の周りもひっそり、人もまばら。ウーバーイーツの配達人が集まってボソボソ話している。/『大・タイガー立石展 POP-ARTの魔術師』を観る。タイガー立石が展示されるときに意識的に観に行ってたけど、これまで観たことがなかった作品がばりばりあった。すごい。決定版展覧会だった。
5月8日(土)
外出中ピンときた店で食べようと思ってたけど、とうとうピンと来ず帰宅。/『フィールズグッドマン』を観る。気の優しい作者が生み出したカエルのキャラクター、ペペ。なぜか4chのネタ画像になり、オルトライトの象徴になってさあ大変。この事実自体もそうだけど、キャラクター論的にも面白かった。
5月9日(日)
新聞を読む日。読売の、タマちゃんを見守る会がまだ活動しているという記事がよかった。ゆるい同好の士がいるだけでQOLが変わるよね。/展示『永遠に「新青年」なるもの』を観る。連綿と続く、都市文化愛好者たちの繋がりを勝手に感じて胸が熱くなる。あと新漫画派集団って超イケてたことがわかった。
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