【ENSとは?】特徴やメリット、取得方法を徹底解説!【kei-crypto.eth取ってみた】
こんにちは!けい(@surpass19b)です。
先日、ENS(Ethereum Name Service)を使って、独自ドメインの「kei-crypto.eth」を取得してみました!
非常に簡単にできたため、ぜひ皆さんにもやってもらいたいと思い、Noteにまとめさせていただきました!
このNoteでは、ENS(Ethereum Name Service)ドメインを取得する方法をENSの概要やメリットなどと合わせて、わかりやすく解説したいと思います!
こんな方々の参考になれば幸いです!
ENSとは
ENSとは、Ethereum Name Serviceの略で、イーサリアムの送金などに使う0xから始まるアドレスを、わかりやすい「〇〇.eth」といったドメインに変換するサービスです。
ホームページ等に使われる独自ドメイン(amazon.co.jpなど)のイーサリアムアドレス版だと思っていただいて構いません。
ENSドメインを取得するメリット
ENSドメインを取得するメリットはいくつか挙げられます。
アドレスの打ち間違いの防止
1つ目のメリットは、難しいウォレットアドレスが簡単で読みやすい英文字に変換されるため、送金などの際に打ち間違いが防止されることです。
イーサリアムの送金に使うアドレスは、0xから始まる42桁の英数字(私の場合は、0xFed02e6AC0d76Bb164d20Fe0D6b207d8AF72D936)で表現されています。
もちろん覚えられませんし、手違いで1桁でも間違えると、気づくのが難しく、仮想通貨を紛失してしまうリスクがあります。
これらを「○○.eth」というわかりやすいドメインに変換することで、打ち間違いに気づきやすくなります。
多くのサービスで利用できる
2つ目のメリットは、多くのサービスで利用できる点です。
すでに多くのサービスがENSに対応しており、現在も続々と増えています。
最近では、フォロー情報などがブロックチェーン技術によって保存される新しいSNSサービス「CyberConnect」でも、ENSやNFTアバターが使えるようになったようです。
転売が可能
3つ目のメリットは、転売ができるという点です。
ENSを取得すると、NFTとしてOpenSeaに登録され、アートやゲームアイテムなどと同様に売買出来ます。
今年、2022年2月22日には、大手スポーツメーカーのPUMAがENSドメインを登録をしたことが話題になりました。
そのため、これから色々な企業がNFTに参加してくることを見込んで、企業より先にENSを購入しておくこともできます。
すでにAmazon.ethなどは取られていました(笑)
なんかかっこいい
色々な考えられるメリットをお伝えしましたが、私はなんか持っていたらかっこよさそうだからとりました。
ENSドメインの取得方法
ENSの概要や取得するメリットがわかったところで
実際にENSを使ってドメインを取得していこうと思います。
注意として、1つのアドレスを取得するのにつき、計3回のガス代(約10,000円)がかかります。
取得方法① 公式サイトにWalletを接続
ENSの公式サイトへ移動し、自分のWalletを接続しましょう。
移動したら画面左上にある「Connect」ボタンをクリック。
「MetaMask」を選択し、画面左上が「Disconnect」になれば完了です。
取得方法② 取得するドメインを検索
ENSのサイトにて、自分の取得したい「〇〇.eth」を検索しましょう。
ドメインの登録は先着順で、他の人がすでに登録しているドメインは取得できません。
そのため、自分の使いたいドメインが利用できるかを確認する必要があります。
大文字は使えませんが、英数字や記号、絵文字なども使用できるため、色々試してみてください。
今回は「kei.eth」を検索してみます。
残念ながら、すでに登録されている人がおり「利用不可」になっていました。
取得可能なドメインの場合は「利用可能」と表示されます。
「利用可能」なドメイン名を選択して、次へすすみましょう!
取得方法③ ドメインの登録期間の選択
続いて、選択したドメイン名の登録期間を選びましょう!
「-」と「+」で登録期間を変更することができます。
ENSには年間の利用料がかかり、「○○.eth」の文字数によって値段が変わります。
さらに、手数料(ガス代)がかかります。
Noteの執筆時点(2022/3/3)では、0.020ETH(= 約7000円)ぐらいでした。
ガス代はENSドメインを取得するたびにがかかります。
そのため、短い期間で取得すると、更新のたびにガス代を払う必要があるため多くかかってしまいます。
登録期間を長めにしておくと、ガス代を節約できてお得です。
私は、6年間にしました。
「登録のリクエスト」を押して次に進みましょう!
取得方法④ ガス代を払ってドメインを取得
「登録のリクエスト」を押すと、先ほどの表示より安い1回目のガス代が表示されます。
これは「仮登録」のようなもので、「本登録への予約」のために、手数料を支払う必要があります。
内容を確認して「確認」ボタンをクリックし、1分間待ちます。
「本登録への予約」が終われば、いよいよ「本登録」となります。
「登録」をクリックしましょう。
2回目は、「本登録」のガス代が表示されるので、内容を確認して「確認」ボタンを押します。
これでドメインの登録申請は完了です!
処理が終わるまで待機し、ボタンが表示されたらクリックして次のステップへ進みましょう!
取得方法⑤ ドメインとアドレスの紐づけ
取得したENSドメインとイーサリアムアドレスを紐づけていきましょう!
「ENS名を選択してください」から取得したドメイン名を選択し、「保存する」をクリックしましょう。
3回目のガス代が表示されるので内容を確認して、「確認」をクリック。
これで取得したドメインとアドレスが紐づきました!
他のアドレスから「kei-crypto.eth」に送金を試みると、アドレスが候補として出てきます!
これでアドレスをコピペせずに、「kei-crypto.eth」の名前で送金が可能になりました!
また、Openseaのプロフィールページが「〇〇.eth」と表示されるようになっていたり、ENSに自分のドメインがミントされていることがわかります。
まとめ
今回は、ENSの概要やメリット、取得方法を書かせていただきました!
ドメイン取得にかかるほとんどの費用がガス代です。
ガス代が安い時期を狙って買うのがおすすめです!
ガス代の変動は、「ETH GAS STATION」でチェックできます。
ぜひENSドメインを取得してみてください!
また、「スキ」や「コメント」、「フォロー」の方よろしくお願いいたします!
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以上参考になれば幸いです。
けい(@surpass19b)でした。ありがとうございました!
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