見出し画像

【社会人5年目】転職活動の総まとめ-2

転職活動が終了したので、その道のりをまとめていきます。
前回記事(〜退職交渉まで)の続きになります。こちらの記事は多くの方(従来比)に読んでいただきました。ありがとうございました。
未読の方は先にこちらをお読みいただけますと幸いです。
※特定を防止するために一部の内容にフェイクを交えていますが、ほとんどはリアルな転職活動のレポートです。

【退職スケジュールの決定】

直属の上司、所属長、人事と面談が終わり、退職日が約2ヶ月後に確定しました。ここからは引き継ぎと有休消化に入っていきますが、私の場合は年度の変わり目だったこともあり、かなりの有給が残されていました。使い切るためには2週間後から休み始める必要がありましたが、2週間で全てに決着をつけることが難しいほどには業務が残っており、完全消化は難しい状況でした。
とはいえ、せっかく得た休む権利を放棄するのも辛いので、落とし所として1ヶ月間を週4日ペースで働き、残りの1ヶ月を完全有休消化で休みとする形に落ち着きました。
この取り決めはあくまで所属長との口約束だったため、最終的にどうなるのか少し心配していましたが、ここに至るまでスケジュール通りに進めることができています。

【退職が確定してからの勤務】

退職が確定し、部内メンバーに報告した後も勤務は続きます。気まずい思いをしたり、冷たい扱いを受けたりすることも覚悟していましたが、想定以上にこれまでと変わらない勤務が続きました。もちろんこれからスタートするプロジェクトにはアサインされなくなるため、少しずつ中心から外れていく感覚はありましたが、ゆるやかにフェードアウトするイメージでした。
私自身も、退職が確定してからは仕事が身に入らなくなるのかなと思っていましたが、ここについてもほとんど何も変わらず働き続ける日常でした。むしろこれまで以上に納期(最終出勤日)を意識して働くため、とりあえず目の前のタスクを消化するような動きから、より未来を見据えた働き方にシフトしていったのではないかと思います。

【退職関係書類・入社関係書類】

退職に際しては数多の書類手続きを済ませる必要があります。人事との面談が終わった後、手続きの案内があるまで3週間ほどタイムラグがありました。退職日までの日程にゆとりがあったこともあるとは思いますが、案内があるまで退職願を提出することもできず、手続きの進捗がわからない状況が続きました。
そのタイムラグを経た後、無事に退職願を含む必要書類の記入方法について説明を受けることができ、指示通りに記入をしました。ここについては案外面倒な手続き(公的な書類の取り寄せ等)は発生しませんでしたが、従業員持株会のようなものに加入していると口座開設など新たな手続きが増えるようでした。

並行して、入社関係の書類も準備を進める必要があります。こちらは卒業証明書(卒業した大学に発行を依頼する必要があり、多くの場合は郵送でのやり取りを余儀なくされる)など、手続きに手間と時間がかかる書類が多くなります。

【最終出勤日まで】

担当業務は減りますが、書類手続きや関係者への挨拶・送別会などに追われて慌ただしい日々が続きます。特に今回は転居を伴う転職だったため、住居周りの解約手続きと新居探しにも追われ、想定以上にバタバタとしました。もし家族連れで転職&転居をする場合は桁違いにこなすタスクが多くなり、相当な時間を要することが容易に想像されます。その点、転職するのであれば身軽な20代のうちという考え方は一理あると実感しました。
最終日は貸与備品の返却、会社に置きっぱなしになっていた備品を持ち帰る準備、お世話になった方々への挨拶、部署の皆さんへのお菓子の贈呈、餞別の受け取り、取引先や社内関係者向け退職お知らせメールの送付等をこなしているとあっという間に退社時刻が迫ってきました。
もうあまり会わなくなるだろう人たちとの最後の挨拶で現実味が少しずつ出てきましたが、最終日から数日経った今になっても、「もう会社に通うことは無くなるな」という実感は湧いていません。今はやりたいことや消化するべきイベントがたくさん詰まっているので毎日が矢のように過ぎ去っていますが、一通り落ち着いた時にはいよいよ実感が湧いてくるものなのかなと思っています。

【その後】

現在までに進行したステップはここまでになります。有給消化期間から新しい会社への入社に至るまでの経過については、また改めてまとめていければと思います。
この記事が何か1つでも皆さまの参考になれば幸いです。

この記事が参加している募集

#転職体験記

6,750件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?