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FP3級とかいう暗記科目から何を得るか

興味本位でFP3級を勉強して受けてみたので、感想戦です。

①参考書を見ながらやれば満点。

FP3級は、とにかく暗記だけだな、と思いました。
・この控除の条件はXがY年以上
・法定相続分のルール(子は1/2、親は1/3とか)
・言葉の定義(日経平均株価とか)
などなど。つまり、参考書を見たり、ネットで調たりしながら問題を解けば、大体の人は満点が取れると思います。試験的には、暗記のキャパが問われているだけかと思います。

②勉強することで、社会の解像度が若干上がる

合否に関しては上記①の通りですが、この勉強をする過程には意味があると思いました。例えば、相続や社会保険のような、普段健康に生活しているだけだと知る機会がない社会の仕組みについて、知ることができます。

特に思ったのは、社会を公正なものとするためにどれだけの努力がなされてきたのか、という点です。
・中高年寡婦年金
→夫を亡くした妻への救済(妻を亡くした夫は救済されないという不公平はある)
・相続時精算課税制度
→相続税逃れを防ぐ仕組み
などなど。

ということで結構勉強しましたが、割と面白かったな、と思います。仕事で使うなら2級、1級と必要だと思うのですが、2級の過去問を見る限り、やはり暗記ゲーのようだったので、私的には優先度は低いです。またいつか勉強できればと思います。

こんだけ勉強した、の図

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