新型コロナウィルス騒動は「戦争」である① ～「戦争」とは何か？～

「突然何を言ってるんだ？」と言われるだろうが

「突然何を言っているんだ？」と言われるだろうが、結論から言えば「新型コロナウィルス（COVID-19）騒動は「戦争」である」。

これから数回にわたって書く記事は、「何故、新型コロナウィルス騒動が「戦争」なのか？」「この「戦争」に私達はどう対応すれば良いのか」を語る記事になる。

この記事は、是非多くの人に読んで欲しい。

そして、読んだ一人一人に「新型コロナウィルス（COVID-19）」の危険性に関する認識を強く持ち行動して欲しいと願って書く物である。

最初に：「戦争」とは何か？

最初に、「「戦争」とは何か？」という事を話してみようと思う。

「戦争」と言えば、多くの人は、国と国が武器や破壊兵器を持ち出し争う事をイメージするだろう。

近代戦争の歴史に於いて、戦争が起こる切っ掛けの大半は「民族（宗教）問題」と「国家の利益」だ。第一次世界大戦・第二次世界大戦が解り易い例だろう。

世界大戦規模の戦争の構造を説明するのは非常に難しいが、第一次世界大戦も、第二次世界大戦も、「戦争」が起きている原因は、大雑把に言えばそれぞれの国家の「自国が抱える民族（宗教）を強化したい」「自国の領土を拡大したい（領土を拡大し、経済強化を図りたい）」という目的から始まっている。

そういった目的から始まり、戦争が終わった後には、戦争に勝った国（戦勝国）同士が揉めない形で敗戦国の領土の分割方法を決めるための戦勝国クラブ…もとい、国際的組織が作られる。

第一次世界大戦の後に作られた戦勝国クラブが国際連盟であり、第二次世界大戦後に作られた戦勝国クラブが国際連合だ。

このため、大きな戦争の後に作られる国際的組織…戦勝国クラブでは、戦勝国に大きな権限が与えられる。

第二次世界大戦後の世界

第二次世界大戦では、核兵器という近代兵器が開発された。

核兵器の威力は戦勝国同士の間で「戦争を起こして核を撃ち込まれては困る」という、戦勝国同士の間の緊張感を生んだ。

その緊張感からか、第二次世界大戦の終戦から今年の夏で75年となる2020年4月現在、未だ第三次世界大戦は起こっていない。

だが、第二次世界大戦の戦勝国同士の間に「向こうの国より自国の国力（領土・経済 等）を強い状態に保っておきたい」という気持ちが無い訳がない。

アメリカ・イギリス・フランスが手を組み「西側諸国」となり、ロシア（旧ソビエト連邦）・中国が手を組んだ「東側諸国」となり、互いに相手を煽り合う。しかし、互いに「実際の戦争になると核を撃ち込まれて困る」という事から実際の戦争は起こさない。
第二次世界大戦後の世界の構図は「冷戦」という形で表された。

しかし、ソビエト連邦の崩壊や東西ドイツの合併等で「冷戦」は終わったという様な風潮が生まれ…、そこから先は第二次世界大戦の戦勝国に寄る「経済戦争」の時代となった。

問題は、第二次世界大戦から75年が経っているのに第三次世界大戦が起こっていないという事だ。

世界大戦規模の戦争というのは、世界のバランス上「ガス抜き」の役割を果たす。

国家同士が煽り合い、しかし実際の戦争は行わない形が延々と続けば国民に不満が溜まる。そうした国民の不満へのガス抜きとして「戦争」は有効な物だった。

だが、核兵器の誕生が、世界大戦規模の戦争を起こし難い状況を作ってしまった。

本来なら、第三次世界大戦がいつ起こってもおかしくないだけの不満が戦勝国の国民の間に蓄積されている。

しかし核兵器の危険性からどの国も戦争を避けている。

新型コロナウィルス（COVID-19）騒動は代償戦争

第三次世界大戦がいつ起こってもおかしくないだけの不満が民衆の間に蓄積されている所に、2019年12月、中国の武漢でコロナウィルスの新型が見付かった。

コロナウィルスの新型は瞬く間に世界各地へと広がって行った。

そして、コロナウィルスが世界各地へ広がった事で世界各国は経済的に大きな打撃を受け、国力が低下している。

中国にその意図は無かっただろうが、「新型コロナウィルス（COVID-19）騒動は第三次世界大戦を起こしたくても起こせない世界が、第三次世界大戦の代わりに引き起こした代償戦争」だと言える。

しかし、（他の国の事は置いといて）日本国民は、この騒動が「戦争である」という認識が薄い。それが騒動を長期化させる事になるのではないかと、当noteの主は危惧している。

日本はどう立ち向かえば良いか

このシリーズでは、「日本（我々、日本国民）は、どう新型コロナウィルス騒動に立ち向かえば良いか」を述べて行こう思う。

先ず最初に言えるのは、「新型コロナウィルス（COVID-19）騒動は、戦争と同じだ」と認識・意識する必要があるという事だ。

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