成人の日に思うこと

何人か晴れ着、スーツ姿の成人の方とすれ違った。自分の成人式は遥か遠い日の出来事。仕事をする上で心がけてきたことの一つに、老害とならない人という項目がある。高齢だからダメだというのではないが、多くの老害をみてきたし、被害にも遭遇している。もちろん若いから優秀だとも思わない。ただ、自分の属している組織は明らかに老害による問題が生じている。一番の問題は、まだ自分はできるといった錯覚をしている人々が、決裁権を握っていることだ。それによってものごとが進まないことが多発。老害の被害者だった世代がいつの間にか気づかぬうちに老害となるケースも見てきた。自分もまだまだできると思っている部分もあるが、老害とならぬために早い引退というか次の世界に向かいたいと思い準備をしている。もちろん経済的な不安がないわけではないが。今日、成人を迎えた人たちの時代がどうなるのかはわからない。僕は次の世代にできることがあれば提供したり手助けはしたいが。まずは、邪魔にならない後半のマップを描いている。そんな思いを強めた成人の日。