一声(いちこえ)二顔(にかお)三姿(さんすがた)
高校生で劇団の養成所に入った時に、この役者の条件を聞かされました。
男性は、特にたっぱ(身長)が必要だと言います。
が、何にしろ「声」が一番大切、必要不可欠。
何を言っているのかわからなければ、元も子もない。
そこで、発声練習!
となるかと言えば、そうではなく、
その前に声を出すための筋肉を作るのである。
身体を作るのが先。
声は、息を声帯にあてて、振動させ、共鳴し、声になりますが、
その振動させる息、呼気を声帯にあてるのに、筋肉を使います。
腹式呼吸もしかり。
しっかり、腸骨筋、大腰筋、外腹斜筋、腹直筋を鍛えます。
声を支える筋肉を使うことで、
腹式呼吸もでき、深い呼吸ができます。
となると、胸式呼吸の浅い、口先だけの建前の表現ではなく、
お腹からのリアルな、本音の芝居、朗読が可能になります。
ストレッチ、筋トレ、ラジオ体操、ランニング、縄跳びと
何でもいいので、身体を動かすことから始めてみてください。
自分の筋肉を感じてください。
声は喉を意識しないで、お腹の底、または丹田を意識して出すといいと思います。
私で応援出来ることがありましたら、いつでもどうぞ!
インナーマッスルを鍛えて、声を思うようにコントロールしてみよう。
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