【ポン酒カレシ。】大七 純米生もとCLASSIC
私の大好きなお酒のひとつでもある、「大七 純米生もとCLASSIC」。
こちらのお酒の特徴は、なんといっても、古き良き製法生もと造りで造られた日本酒らしい味わい深さです。
そんな古風で味わい深い「大七 純米生もとCLASSIC」を、カレシで表現してみます。
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どんなお酒?
味の特徴は・・・
古典的な日本酒らしい力強さ
濃厚で奥深い
品格のある
熟成感
熟成された味
男性で表現すると・・・
THE 日本男児
品がある
古風な亭主関白タイプ
落ち着いている
古風な日本男児の深み溢れるのが、この「大七 純米生もとCLASSIC」です。
背景
大七が生まれた大七酒造があるのは、福島県二本松市。
西には安達太良山、東に阿武隈山地、そしてその真ん中を阿武隈川が南北に流れています。丘陵が多く、山頂から眺めると美しい箱庭のような町が広がっています。
この地には、日本三井戸の一つ「日影の井戸」をはじめとする、豊かな名水があります。
そんな美しい日本松市で育ったお酒「大七」。
大七の特徴は、なんといっても、1752年から守り続けられた生もと造りという製法です。
生もと造りとは、日本酒の最も伝統的な製造手法で、自然界にある乳酸菌の力で酵母を育成することで、表現された深い味わいが特徴。
1752年、現在の大七酒造を作った、初代太田三良右衛門栄親さんが作っていたお酒の酒銘は、「大山」。
そこから、七代目まで、伝統を継ぎながら、「大山」は成長していきました。
そして、八代目太田七右衛門貞一さんに継がれた、明治時代末期。
この頃の日本では、山廃もと”、“速醸もと”いう簡便な醸造法が発明されました。
しかし、それでも、七右衛門貞一さんは、速醸に移る事なく、自らの酒の理想を追求して“生もと造り”を守り続けたのです。
そして、その時期に、七右衛門貞一さんの名をもとに、「大山」から「大七」という名前に生まれ変わりました。
七右衛門貞一さんの努力の結果、全国清酒品評会第1位などを受賞。
今では1%程度しか現存しないと言われている、生もと造りを代表する酒造として、評価を獲得しました。
そこから現在の十代目に至るまで、大切に生もと造りを守り続けてきたのが、大七酒造なのです。
味わい深く、力強い、日本酒らしさを追求
そんな伝統的生もと造りを守り続けてきた、大七酒造が、お酒造りで大切にしているのが、日本酒としての「普遍的価値」です。
近年では、お米をいかに磨いたか、や、淡麗で飲みやすいお酒が流行していますが、大七酒造は、昔から変わらない日本酒らしい味わい深さを作ることを何よりも大切にしています。
生もとの、
様々な料理の美味しさを引き立たせる懐の深さ、
脂っこい料理にも負けない酒質の強さ、
そして時間が経つほどに熟成して成長する
という特徴を最大限に生かすため、生もと造りを追求し続けています。
また、「全ての原料を米に」を合い言葉に、純米酒以外のお酒に使用する醸造アルコールも、米アルコールのみを使用しています。
純米生もとCLASSIC
そんな伝統を重んじる大七の中で、より古き良き味わいが活かされているのが、「純米生もとCLASSIC」です。
誕生は1999年。
技術が進歩した20世紀の日本酒はどれも淡麗化して、飲みやすく、分かりやすいことが優先されるようになりました。
そんな時代だからこそ、先人達が大切にしてきた価値観をぎゅっと詰め込んだ、古典的な純米酒を造りたいと考え、この「純米生もとCLASSIC」です。
濃く深い味わいと、熟成してまったりした美味しさ。
先人達が作り上げてきたこの味わいを、現代の酒造りで再現するのは、実はそう簡単ではありません。
それは、現代人が求める味わいの水準がどんどん進んでいるから。
それでも、大切な伝統を現代に伝えていくために、「純米生もとCLASSIC」は丹精込めて、造られています。
そんな古き良き日本酒が味わえる「純米生もとCLASSIC」ぜひ飲んでみてください!
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