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アロマを使う上でのリスクとベネフィットを考える

こんにちは。

今日は何を大切にしてケアにあたるのか。という話。(リスクとベネフィットの話)

アロマを大好きで生活に取り入れたり、癒す・ケアをする職業であるセラピストやアロマに関わる方々にもにもシェアしたくて記事にしておきます☆

アロマがいいな。と思うとまず最低限の知識を学び

①自分で使ってみる
②家族・友人知人へプレゼントしたり、ケアをする様になる
③さらに勉強をしてセラピストとして他者のケアを

という流れでアロマを活かす事が多いと思います。もちろんそれ以外の流れもありますがここでは割愛しますね。

私は健康と体力だけが売りの20代前半でアロマと出会った(そして美容もあまり興味がなかった)ので①をすっ飛ばし

いきなり②③に進みましたがそれ以外は上記のような過程を経て今スポーツアロマトレーナーとしてお仕事をしています。

③の過程、つまりセラピストとして他者のケアをするなら

自分が楽になったから。自分が好きだから。の押し付けになっていないか。自分には何ができて、それが相手にとって有益なのか。

はしっかり考えないといけません。そんなの当たり前じゃない。と思うかもしれませんが、アロマの全ての香りは全員が好きで、

必ず癒されるというような考えや態度の方に出会います。

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以前のブログにも書いたような記憶がありますがリラックスにはラベンダーがいいですよ。という選択の仕方は、

ラベンダーが嫌いな人には当てはまらないのに、リラックスしたいんです。と言えば「じゃあラベンダーですね!」はどうかな。という事。

セラピストとしては「じゃあ、このラベンダーを一度嗅いでみてください。お好きですか?」がベターだと思うのです。

また痛いと仰っているのに、痛いのはリンパがつまっているからですよ。という本当か?と思う理論で圧を緩めなかった結果いわゆる揉み返しの

ような状態になってしまう場合。残念ながらそう言ったご経験をされた方は決まって

「揉み返しではなく、身体があまりに疲れている(悪いところが多い)から、好転反応を起こしたんですね」

と説明されるそうです。私も全員にこのようなだるい・痛いという状態を与えないでケアできるか。というとまだまだ発展途上中につき

全員とは言い切れませんが、それでも いい塩梅 とでもいいましょうか。その人の心地よい状態でケアする事は生理学的にも重要なので

充分に気をつけながらケアにあたるようにしています。だってもし毎回アロマセラピーを受けた後は2~3日しんどいのでしたら

本当にそのケアを受けるメリットがあるでしょうか。生活に支障をきたすので、お休みの日にしかケアできませんよね?それが正しいでしょうか。

私だったら、2回目お越しの際にそのようなフィードバックがあれば

刺激量が大きすぎたと反省をし、より注意してケアにあたると思います。好転反応という言葉に逃げていませんか?(厳しくてすいません。これは自問も兼ねています)

またスポーツケアで例えば私がチームケアに入る際は、他のAT・PTや医療従事者・コーチ等と

何がその人にとって最適なケアなのか。を検討し、時には私はケアに入らない場合があります。

選手にとってテーピングをする事が最適なコンディショニングだとしたら、オイルを使用すると完全に洗い流さないとテーピングは巻けない為

時間がなかったりシャワー等がない場合はオイルケアをしません。

このようにサロンにいようが、現場にいようがケアの対象が選手であろうが会社員であろうが

常にそのタイミングでの最適な事は何かを考えてお仕事をしています。

アロマセラピートリートメント(施術)では、肌表面に栄養を与え、血中にまでアロマの成分を届けたいので

植物油で希釈した100%天然のケアに使えるアロマを使用しますが、肌に使ったり体内に取り入れる事がその人のメリットにならないと判断すれば

アロマを香って頂けるようにティッシュに付けて枕元にそのティッシュを置き、身体のケアは精油が何も入っていない滑剤を使う場合もありますし

希釈する基材をオイルではないもの・例えばジェルやクリームにする場合もあります(これは良くある)

またミネラルオイルはアロマトリートメントでは基本使用しませんが時と場合によってあえてミネラルオイルを使用する事を考えてもいいでしょう。

(この場合はミネラルオイルの方が安いとか、タオルの洗浄が簡単といったこちら側の都合ではありません)

結論
全ての人にとってどんな状況でもこれがいい。という事・物は無いに等しい。
常に相手の事を1番に時にはアロマを使用する事がその人に与えるリスクを考慮し対応する事

アロマが好きだからこそ、頭に入れてお仕事をしましょう。

何故それを選択するのか。誰かが言ってたから。本に書いてあったから。ではなくしっかり理論立てて考えるようになれば

貴方が触れるクライアントはもっとハッピーになるはずです

どうせやるなら、突きつめて。志は高く!!!相変わらず暑苦しいお話でした

長文お付き合いありがとうございます。



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