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身近になった月の満ち欠け

スピリチュアルとリアルのあいだ 3

「人は月の満ち欠けの影響を受けている」というのを聞いたのはいつだったか……結構前から知ってはいたけれど、「そうなんだー(・.・)」というくらいのものだった。

周りにスピリチュアルな方⇒スピなお人がたくさんになって、みんなが『新月や満月の予祝』『ムーンウォーター』などを知っていて。しかも「○○座の満月」とか、同じ満月でも意味が違ったりとか、今でも正直よくわかっていない。(星座の満月ってなんだ???)

そういうものをなーんにも知らずに、「むしろよくここまで来たもんだ」と不思議に思うくらい、あれよあれよと身近になった。


半信半疑でやってみることにした新月・満月の願いごと。
振り返ってみると、なんと叶ってる! ……ある意味。

というのも、私の願い事が漠然としすぎているのだ。しかも「ダンナさんとの時間を大事にして日々すごしています」という『今すでに叶っていること(引き続きそうありたいこと)』を書いたりしていたので、

そりゃ叶うわ。
っていうか前からそうだし。

みたいに思うことも多かった。


今の現実でも充分幸せで、でもどこか物足りなさは感じていたものの、この幸せは幸せとして維持したい。むしろそれ以上に何をどう望んだらいいか、自分の望みがわからなかった。

それでもなんとなく続けてきた。

それ以上の望みがわからないなりに、「引き続きそうあれている」ことを幸せに思った。

少しずつ書く内容にも幅が出始めた。

夜、空を見上げるようになった。

「宇宙の大きな流れの中にいる自分」を意識するようにもなった。

書いたことは、だいたい叶っている。未だ大きく願えていないともいえ、
大きく「良し」と解釈できるようになったともいえ(笑)

空を見上げて月を見ても、欠けてる月がどっちに向かっているのかわからない。周りの人の言葉で「あ、明日満月なんだー」と気付く相変わらずの日々ではあるけれど。

願いが叶うかどうかは問題ではなく、自分はどうありたいか? を自分に問い、「大きな営みの中にある自分」に立ち戻る。新月・満月というこの機会を、どこか楽しみにするようになった私がいる。


なんで続けられたんだろう? 自分でも不思議だ。

「何かいいことがありそうな気がする」と思わせてくれる人(スピなお人)達との出会いがあったということは、私にとっては本当にありがたいことだったと、振り返ってみてそう思います。




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