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「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」のアニメを見た感想

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。というアニメを見ました。このアニメは個人的にはとても良かったですね。

なんというかキレイにオチをまとめていましたね。やはり作品というのは最後の出来が重要だと私は思いますね。

いかに上手いこと着地出来るかどうかというのが最後の満足度みたいなのに繋がるのかなと思いますね。

肝心な作品の内容としては主人公の吉田が会社の先輩に告白して振られてやけ酒して帰っている時に電柱の下に1人いた家出中の女子高生を勢いで家に連れ帰ってしまうというところから始まるんですよね。

なんというかこういう展開は小説だからこそズバッと出来る良い題材だと思いましたね。現実世界で女子高生を家に連れ込んで住まわせたら犯罪になってしまいますからね。

まあそこから住まわせてもらう代わりに女子高生の荻原沙優ちゃんは体を売ろうとするんですけど、主人公の吉田はお前は絶対に間違っていると言って、そこから女子高生もだんだんと価値観が変わっていくんですよね。

今までは泊めてくれる男性に体を使わせてあげてなんとか泊めてもらってましたから、そんなことしなくて良いと言ってもらえるのが初めてでだんだんと心を開くようになっていくんですよね。

作り笑いもやめていって、泣きたい時は泣いてと真っ当な人間らしくなっていくんですよね。そして今までの大人達が許せないと吉田も怒っていたり泣いたりと良いやつですね。

ネタバレにはなってしまいますな最後まで肉体関係を持つことはなかったですね。なんというかカッコいいですね。

今までは体を使わせてあげるのが当たり前と考えていて叱ってくれる大人に会えて女子高生も泣いて喜んでましたね。

荻原沙優というのが本名で今まではずっと偽名を使って色んな男の人の家に泊めてもらっていたというらしいですね。

でも吉田に対してはなぜか最初から本名を名乗っていてそれが結果的には良かったのかなと思いますね。

しかし、この主人公の吉田も女子高生を家に泊めてからというものめちゃくちゃモテるんですね。吉田を振った上司にも実は好かれててずっと好きだったという展開ですね。

泊めたことにより髭も剃るようになったりシャツもパリッとしていたりときっちりするようになりましたね。

何より吉田は残業ばかりしていたり出張も行っていたのに急に定時に帰ったり出張に行かなくなったんですよね。

こうなると当然周囲の人達は「アイツ一体何があったんだ?」となる訳ですね。そしてまあなんだかんだで後輩も上司も気になってくる訳ですね。

あとは最終的には女子高生も家に帰ってしまうんですけど、親と色々とわだかまりがあってそれを付いていってガーっと怒ったり謝罪したりとカッコ良かったですね。

まあ現実的にはあり得ないんですけど、小説や漫画だからこそこういう展開が良くてこういうのを自分は望んでいますね。

実は家出の女子高生の家はそこそこでかかったですね。まあ思春期によくある家庭のすれ違いなどはありますよね。

そして親も1人の人間なんだなということと子供を持つ責任というのも学べるかと思います。最後はハッピーエンドなので見て楽しかったですし良かったです。

あとはバイト先の友達がめちゃくちゃ良いやつでしたね。そのバイト先の子もギャルなんですけど、家がでかくて頭も実は良くて小説家になりたいという夢もあってとギャップがあって良かったですね。

みなさんも良ければ見てみてください。面白いですよ。

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