バッハの音楽を理解するための入門書
おはようございます。音楽評論家の和田大貴です。今日は、バッハの音楽を理解するための入門書としておすすめしたい本を紹介します。それは、礒山雅氏の『バッハ=魂のエヴァンゲリスト』(講談社学術文庫)です。この本は、バッハの生涯と作品をわかりやすく紹介しながら、彼の音楽の本質と魅力を解き明かしてくれる優れた本です。1985年に出版された単行本を改訂した文庫版で、最新の資料に基づいています。
バッハは、1685年から1750年までドイツで生きた偉大な作曲家です。彼は、教会や宮廷で音楽