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🍴とらねこ村の共同マガジン~食のコーディネート~

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飲食店コーディネーターのオードリー7さんととらねこが共同運営するマガジンです。 飲食店や食に関する記事を載録しています。 食に関する専門マガジンを一緒に作りたい方は、気軽に声をか… もっと読む
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#食材原価率

コラボ企画<食のコーディネート>

オードリー7さんとの共同企画です。 食に関する記事を専門的に取り扱う共同マガジンです。 ✒Kindleマガジン コンセプト 食に関する記事を広める 管理人 オードリー7 とらねこ 専門分野 ・飲食店運営 ・食育 ・店舗紹介 ・食と栄養 ・その他それに準じるもの 活動頻度 ・月1回からの投稿 ・ときどき書いている食に関する記事の投稿 参加方法 この記事にコメント下さい。 食についての作家として、一緒に活動したい人は気軽に声をかけてみて下さい。 *** ■オード

飲食店未来学50:食材原価率35%以下でも売れる料理の食材選びのコツ

私が研究する限りでは、飲食店の月間の食材原価率(月商に対する仕入高)が35%を超えたお店は、原価率が1%上がるごとに、収支トントンラインから一段ずつ万年赤字経営方向へ移行すると考えています。もう恐らく食材原価率が37%を超えたお店はただお金が回るだけ。支払い後に余剰金は残りません。 その主な原因は、待遇改善や募集金額の高騰に起因する人件費の高騰です。さらにもうひとつの原因は、円安以降の水道光熱費の高止まりがあります。通勤時のガソリン代などの負担も大きいですね。 食材原価率

飲食店未来学<24年予測3/8>:1年先を見据えた食材原価率対策の実行が必要な時代です

 今日を<いつものように無事であれ>とがんばるまじめな 経営者の方が多いことに気づきます  そういう方に限って、5年先、10年先の事業のビジョン (未来像)をお持ちですかと聞いても、 これといって考えていない方が多いのです  立場がトップの経営者の方だし、部下はそんなことは聞きもしません。 また金融機関さんも、税理士さんも、嫌われることを忖度して、 機会がないと、なかなかそんなことは切り出せません。  そういうときに、私のような悪魔的?コンサルタントは、   『未来ビジ

飲食店未来学<24年予測>8/10:料理もFL原価で売価を決める時代 

 飲食店のメニューにはそれぞれ売価、原価、原価率が存在します。 ●10数年前までは、  食材原価がこれくらいかかるから○○○円で売ろうと売価を決めており、 ●10数年前以降は、  この料理はいくらの価格帯でないと売れないから、かける食材原価は ○○○円しかかけられませんね、と変わりました。 ●そして令和6年の今は、  食材費も、人件費も、光熱費も上がり続けるランニングコストアップ時代に必要なことは、「上がった分だけの価格転嫁」だけでなく、従業員の給与と労働環境の改善をする

飲食店未来学<24年予測>6/10:売上づくりは必要最小限のメニュー数と食材数でやり繰りする時代 

飲食店の売上づくりに必要な食材を徐々に絞って少なくすると 多くのメリットが生まれます。 🍎値上げの影響が小さくなる 飲食店の業種や業態によってどこまで食材が減らせるかは、様々あり一概に言えませんが、業種や業態、専門店度、客席数に応じて、食材数の50%以上は減らせると考えています。  何でもあります店から、当店の看板料理はこれですに変ることで、大きく食材数を減らすことができます。 食材数をたとえば、100から50に減らすことができれば、値上げの影響も半減することができます。