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第5回 みんなでつくる『シン・ニホン』

毎月第2土曜日の21:00~23:00に、みんなでつくるシン・ニホンというオンライン企画をやっています!

一人ひとりの仕事や暮らしの中での課題を元に、様々なジャンルの方の知見で議論を交わす。
自分が活動しているコトに対しての客観視をしたり、今までよりももっと深く入り込んだりに、そんな伸び縮みする学びの企画です。

第5回目の昨日は、番外編。
参加者一人ひとりの時間をつくり、『自分を話す』をテーマに対話をしました!

▪️「自分を話す」とは? 
・人間の情熱や行動の基盤である「やることがある」「やりたい」を純粋に爆発させる。
・無償で、無目的に爆発することには「美しさ」がある。

・自分のことを他者が存分に聞いてくれる場で話すことによって、自分を明確化する。しかし、気づくのは自分である。
・対話は、即効性のある処方箋ではない。
・社会は生きた物語である。誰かの物語を生きるのではなく、自分の物語を認識してコントロールする。向き合う。「自分を話す」はとても小さな一歩。
・「芸術」=「自分を生きる」=「自分を話す」である。
・「今、自分を生きる」は「どんな未来を望むのか」の土台である。
・「想い」を応援してもらえるということを世の中に広めたい。みっともなくたって、恥ずかしくたって、そんなの関係ない。たくさんの人の個人の一歩が今必  要。(と、僕は思ってる)
▪️話す内容 例
・自分の分野、業種、個人の想い
・シン・ニホンをどう読んだか? ⇒ 自分にはどんな行動変容があったか?
・目標、意志 ⇒ 私はこんな風な『シン日本』を望む
・自分の葛藤や不安 
▪️対話の進め方
・3人1組
 Aさん話す 目安3~5分
 ↓
 話を元にBさん、Cさんで対話 目安3~5分
 ↓
 BCさんの対話を受けて、
 Aさんの中から出てくる「気づきや思い出したこと」 を話す
 ↓
 「BCさんの対話、Aさん話す」を繰り返す およそ20分間

・Aさん役を交代する
▪️聞き手のスタンス
・他者の問題解決としての対話ではない。話し手のユニークな物語をおもしろがって、一緒に物語の探検に出るような気分で楽しむ。否定も肯定もない。
・話し手の物語を奪わない。自分の経験で解決しようとすると、問題が単純化してしまう。「自分はこういう似た経験をしたんですが、Aさんの物語とどこがちがうかな?」はアリ。
・相手は自分と異なるという前提。自分も相手のナラティブ(生きている語り)に巻き込まれてみる
・話し手の「らしさ」を引き出す。コツはwhyで聞かない。when,whehe,howなどを聞く。(自分のwhyは後から出てくる)
・他者主体の語りから「人の見ている風景」を知り、学ぶ。
▪️話し手のスタンス
・自分の喜怒哀楽は大切に。抑える必要はない。自分の心の動きを観察する。
・「気づき」は後で整理する。聞き手に伏線を回収してもらう。
・相手に依存する。対話は自問自答より大きな力を発揮する。
・言語化できないモヤモヤを知る。モヤモヤが大事。
・ネガティブな感情もアリ!(だしちゃえ!)
・きれいに終わらせなくていい。
▪️参考文献
・シン・ニホンアンバサダー講座
「ファシリテーションの極意」岩佐文夫さん
・「組織が変わる」宇田川元一さん


~一人ひとりが『想い』で話せる社会は実現できる~

今回の企画のカギとなったのは、
"聞き手のスタンス"。
普段の何気ない会話の中で無意識に発生している『何か言わなきゃ』『他者の問題解決のために役に立とう』というような悪意のない姿勢。一人ひとりの物語を単純化してしまう発言。

それらを発生させないことを唯一のルールとして、あとは自由にただただ聞くことに徹して、一緒に物語の旅に出ることで、人の見ている景色が純度高く自分の学びになっていたように思います。

その結果、場が温かい雰囲気になり、参加者同士のの距離が縮んだので、次回の企画のテーマもその場で決まるという!!(次回はミドル・エイジのこれからについて。本格的に行き場を失ってる人が増え始めてる?どうすっぺ?みたいな)

シン・ニホンアンバサダーじゃない方が次回の担当者をやるのですが、これも僕がやりたかったことの一つです!

言葉通り、"みんな" なんです。
所属とか経歴とかじゃない。
みんなが未来を見るための学び。

そんな『みんなでつくるシン・ニホン』。

次回は6月12日(土)21:00~23:00です!

お楽しみに!

『みんつく』を記事にしてもらいました!

みんつく実行委員じんぺーくんのTwitterより


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