未来的なプロジェクションマッピングとホログラム

アドベントカレンダーの時期ですね.今年もFarmtory-labでのアドカレでやっていきます.アドカレではあるのですが,これからのフューチャープランを描いた妄想日記です.

まず,好きな形状に対して投影する方法

レーザーカッターや3Dプリンティングを去年くらいに趣味として,服,トルソーなどを作った際に,ARや個人用プロジェクションマッピングに応用できそうでは?と思い始めました.

なぜなら,レーザーカッターや3Dプリンターを使えば,ソフトウェア制御で好きな形状を作成でき,それを投影物とすることができるためです.

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↑上図はMake Humanで人型の3Dオブジェクトを作成した後,Fusion 360のSlicerを使ってレーザーカットできるようにOBJを複数のSVG画像に変換し,レーザーカットした後,組み合わせたものです.ちなみに,Slicerは積層式に素材を積み上げ,好きな形状を作ることも可能です.

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ソフトウェア制御で好きな形状の現実オブジェクトを作ることができれば,Lightform 1 or 2 + プロジェクターを使ってそのオブジェクトに投影し,下図のようにシェーディングさせることができ,かつインタラクティブ性を付け加えることもできます.↓はLightformより

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Lightformのプロモーション動画は↓

未来的な投影方法

また,未来的には超音波アレイで小さな粒を浮遊させ,プロジェクションするということが可能で,これがあれば,現実世界の好きな場所に好きな形状でプロジェクションできます.

調べたところ今年の11月(2019/11/13)のNatureに掲載されていました.

上記のリンクの"Figures"に詳細画像があるので,Natureを購読していなくても,ある程度雰囲気を読み取ることができます.

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ちなみに詳しくはないですが,超音波アレイは,そこそこ高価な製品っぽく,Leap Motionを買収したUltrahapticsが作る超音波アレイを使った製品は2000ドル前後になるらしく,まだ実現は遠いかなとも思います.

ということで,今はLightform 2が届くのを待つばかりです.遅い遅すぎるのだ.Lightform1を去年オーダーした後,v2が出るから待ってくれと言われ,はや1年.まだMyUSに届かないLightform2.

届くのは,来年かなー.興味のある方はTwitter: @supertask_jp をフォローしてもらえると,Lightform 2の動向がわかると思います ♫ヽ(゜∇゜ヽ)♪