見出し画像

掃除機のバッテリーを交換したい

マキタのコードレス掃除機を使っている。
言わずと知れた電動工具メーカーMakitaの充電式クリーナである。



15年以上前に、親戚がくれたものだ。
年老いた母に便利だろうと言って贈ってくれた。
しかし、すでにココロが年老い過ぎていて、
新しい道具を使おうとせず、持ち腐れていた。

その数年後、別の知人が、ダイソンの掃除機をくれた。
マキタのクリーナを使わない人がダイソンを使うわけもなく、
これまた持ち腐れた。
こんな高価な物を頂くわけにもいきません、と、
私から断って、また引き取りに来てもらうという
非常に厄介な事になったものだ。(遠い目

その後、母が掃除をすることは難しくなり、
パーキンソン病もあいまって身体の動きは悪くなり、
部屋の中を歩きながら食べ物を食べるという、
老母の新しい食習慣によって室内は汚れまくり、
私は掃除に追われるようになった。

マキタのクリーナが活躍する。
ダイソンより小柄で軽くてバランスが良いので持ちやすく取り回しが良い。

2ヶ月に一度、老母をショートステイに出して、
数日間、集中的に掃除をする。

一回充電すると、2日くらい使える。



そんな私の生活を支えてくれてきた掃除機が、バテてきた。
満タンに充電しても、明らかにパワーが弱い。
そして5分足らずでまったくパワーが落ちてくる。
「ほえ~~~」なんていって
まるで吸う気が無い。

現在、母は特別養護老人ホームで暮らしているので、
室内もそんなに汚れはしないが、
これでは日常の掃除にも使えない。

なんせ15年以上も前に貰った物だ。
買い替え頃かしら。
しかし、壊れているわけではない。
モーターは元気なんである。

バッテリーを交換すりゃ使えるだろう。



探してみると、この、非常に古い「4070D」という型のための
交換バッテリーは売っていない。
調べてみると、バッテリーが交換できる構造になっていないようだ。
ぬぬ。

現在、マキタの充電式クリーナのバッテリーは、
リチウムイオン電池になっている。たぶん、全機種。

でもなんとかなるんじゃないか。

更に調べていると、
「マキタの充電式クリーナ4070Dのニッカド電池を交換した」
という手記や動画が見付かった。
ほれみろ

ある人は、タミヤのラジコン用のバッテリーがちょうどいい、と言っている。
なるほど。
ネットショップで探してみると、確かに、2000mAhのものが2000円くらいで買える。

純正品は1300mAhなので、容量アップになる。
おっと、
マキタ4076D用の交換バッテリーというものも売っている。
なんと、後継機種はバッテリー交換できるように作られているのだ。

4076D用としていくつかの商品が有る中、
割引価格のものを選択。1600円なーりー。

ニッケル水素バッテリー、3000mAhである。
大食いだなあ。



では実際に付け替えよう。

ネットで調べると、
「過充電防止の機能を追加した」という賢い人もいた。
4070Dの充電器はなんの表示も無いものなので、
いつも充電できてんだかなんだか分からなくて
ちょいと不便に感じていた。
だからこそ買い替えも脳裏をよぎったわけだ。

しかし今回はとにかく単純にバッテリーを交換するだけにする。

吸わないながらに使いに使って、よく放電させてから作業した。
本体の数ヶ所のビスを外す。
フツーのプラスドライバーで外せる。


カバーの合わせ目に渡るようにステッカーが貼ってあるのを
カッターで切って開封。

開けてみると、中身はこんな感じである。
写真下部の紙の筒に見えるのが、バッテリーだ。
右の銀色のがモーター、上の黒い部品がスイッチ。





次回、
バッテリーを取り出して、新しいものと比較するの巻~


つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?