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楽器と歌、工具と作品、種と作物 Do it myself YouTubeチャンネルも見ろよ

最近の記事

カラス巣立つ

4月頃だったか、もう少し前だったか。 近所の電柱の下に、花壇の柵の部分がいくつも落ちている。 そこは広い畑のわきなので、花壇など無い。 ましてや、プラスチック製の白いオシャレげな模様の柵なんか そこには無いはずの物だ。 妙だな。と思っていたが、 ある日、カラスが飛んで来て電線にとまろうとしたところ、 何かをカシャーンと落としてしまうのを目撃した。 ああ、なんだ、巣作りか。 と分かったら、針金ハンガーなども落ちているようになった。 ※ その後、部材も充分に収集できてか

    • ヒロヘリアオイラガ駆除

      毎朝、近所のドッグランに散歩に行っている。 我が犬ウーゴくんは、ここで排便するのを習慣としているのだ。 中大型犬用の広いエリアには、2本の植木が有る。 中央辺りの木は、多分シラカシだ。 この木に毎年、ヒロヘリアオイラガが発生する。 鮮やかな黄緑色の幼虫である。 背面がトゲだらけで、これに触れてしまうと電撃の痛みが走り、 あとはミミズ腫れになるという。 まあ、体質によってアレルギー反応の激しさには 人それぞれ程度の差は有るらしい。 私はわりとアレルギー体質なので、怖いか

      • 芝の穂を摘む

        毎朝、近所のドッグランに通っている。 我が犬ウーゴくんは、そこで毎朝排便をする。 そこでしかしない。 だから、台風が来ようが雹が降ろうが、毎朝ドッグランに行く。 ※ 2年近く前に、半年以上の期間を閉鎖して、改修工事が行われた。 新しく土が盛られ、西洋芝の種が蒔かれた。 種は妙な青緑の液体に混ぜられているようで、 撒布されると、一旦は一面が青緑色になる。 数日経つとこの色素が落ちてきて、乾いた土の色になる。 撒布した直後に雨が降ると、土に種が定着しておらず、流れてしま

        • 櫨折れる

          庭の真ん中に、櫨(ハゼ)の木が在る。 大きく高く育つ種類の樹木である。 大きく高く育っちゃったんである。 だから、思い切ってぶった伐った。 地上1メートルくらいの所で二又に分かれているので、 3年前に1本、2年前にもう1本を伐った。 なぜそこで二本に分かれているかと言えば、 もうずっと前にそこで伐ったからに他ならない。 まだ父が元気だった頃に伐ったのだろう。憶えていない。 ※ 伐った所から、またスイスイと生えて伸びる。 一年で3メートルくらい伸びた。 ただ、実は付

        カラス巣立つ

          浮沈 (法螺懺悔)

          毎月一日に法螺話を書いている。 サボる時はしっかりサボりつつ。 ※ だから昨日の話は嘘なんである。 ただ、私の嘘のよくあるパターンどおり、 途中から嘘である。 はーて、昨日何を書いたかなんて、もう忘れたよ。 ※ ただ、老母の戦争体験の話は本当である。 老母が本当の事を言っていたなら、という条件付きだが。 昭和8年生まれの母は、戦争中に目黒区の大岡山小学校に通っていた。 環状七号線の計画は戦争の影響で止まっており、 接収された土地は空き地になっていて、 そこで近隣の

          浮沈 (法螺懺悔)

          我が国沈没

          4月は畑仕事が引きも切らず。 毎日やる事が押し寄せる。 ※ 4年前に母が特別養護老人ホームに入居した。 介護の主な仕事は掃除と洗濯だったが、その手が離れた。 直後に年老いた犬も世を去った。 心身にゆとりができたので、庭仕事ができるようになった。 今までの数年間ほったらかしだったので、ずいぶん荒れていた。 母は戦中戦後に十代を過ごした。 国中が貧しかった。食べるものが無かった。 みんな自分で畑を作って、薯や南瓜ばかりを食べていた。 子どもの頃に、そういう体験を繰り返し聞

          我が国沈没

          大根餅はじめました

          畑の大根に次々と薹が立つじゃないの。 ※ 「薹が立つ」とは、 「年頃を過ぎた」という意味で女性に対して遣われる言葉だ。 今のご時勢ではあれこれの方面からお叱りを受けそうな表現である。 元々は、植物の花芽が伸びてくることを言う。 蕗の薹(ふきのとう)の薹である。 気温が上がってくると、ニョキニョキと薹が立ってくる。 薹が立ってくると、大根の大根たる大根部分はまるっきり育たなくなる。 栄養はとにかく薹に行く。 花を咲かせ、種を付け、次の世代を遺すことに全力が注がれる。

          大根餅はじめました

          桜餅はじめました

          玄関の前に桜の木が有る。 大島桜だろうか。 淡い色の花が咲く頃には、新芽も出ている。 太く育ったが、20年くらい前に大枝を切った傷から木が傷み、 そこに蟻やテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)やらが付いて更に傷み、 幹はボロボロになっている。 けれど、反対側の大枝が生きていて、毎年よく咲く。 木を伐るなら冬が適期である。 冬来たりなば春遠からじ。 「今度の春の花を見たら伐ろう」と思う。 花が終わったら、「冬に伐ろう」と思う。 冬が来たら「今度の この繰り返しで何年経つ

          桜餅はじめました

          喉元過ぎて熱さを忘れる私

          患者さんは、以前の痛みを忘れる。 治ってしまうと、忘れる。 治してもらったことも忘れたりする。 そういうものだ。 ※ 幼なじみDに久しぶりに会った。 道端で10分ほどしゃべり、 帰る方向に歩きながらしゃべり、 数十メートル先でまた立ち止まって10分ほどしゃべり、 帰る方向に歩きながらしゃべり、 数十メートル先でまた立ち止まって20分ほどしゃべった。 帰宅してから時計を見て、これくらい時間が経っていたのだと気付いた。 体感的には15分くらい。 話は尽きぬのだ。 ※

          喉元過ぎて熱さを忘れる私

          す~さん嘘つかない

          天気が変わりやすい。 いや、天気予報が変わりやすい。 いやいや、天気予報が変わりやすいのは天気が変わりやすいからであって ※ 以前、水道メーター検針の仕事をしていた。 外を歩き回る仕事である。 なるべく雨が降っていない方が仕事は楽だ。 雨が降りそうなら、降り始める前に仕事を片付けたい。 今雨が降っているなら、止んでから仕事を始めたい。 強い欲求は人間の能力を高めるのである。 ベテラン検針員のおばちゃんの予報は、気象庁発表より信頼がおけた。 私も勘が備わって、 仕事から

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          消える文章と花粉症

          15年くらい、gooブログを利用している。 そのうち10年以上は毎日更新していた。 ここ数ヶ月は週に1回くらいのペースになっている。 ※ そんな中、gooブログのシステムが変わった。 フォームの形が変わった。 使いやすくなった部分も有る。 ※ いつものように、新規投稿画面で文章を書いた。 そのままウィンドウを開きぱなしにして、推敲を重ねる。 今回はちょっと真剣な内容を丁寧に書いた。 いつも1500字から2000字におさめるのだが、 2200字になった。

          消える文章と花粉症

          す~さんという私

          それまで苗字で呼ばれていたのが、 ある人が突然、「す~さん」と呼んだ。 あんまり突然呼んだことの意外さ面白さと、 田舎のスナックのカウンターの奥に居座ってそうな呼び方が馴染んだのか、 すぐにみんな私のことを「す~さん」と呼ぶようになった。 私は当時、父親との関係が悪化していった頃だった。 分籍しようか苗字も変えようか、などとまで考えていたので、 苗字ではなく通り名で呼ばれるのは心地良く受け入れた。 ※ 犬の散歩で知り合った人が、 「ウーゴくんのママ」などと

          す~さんという私

          うんチョコレートブラウニー

          毎月一日は法螺を吹いている。ぱおー ブログなんてものはそもそも嘘八百だと思っている。 私のブログを読んだ方から、 自己を赤裸々に語っているという感想を頂くことがよく有る。 ふ。 そんなわけ無い。 書いていない事のほうが多い。 事実のうち、ほんの一部分しか書いていない。 私の事を赤裸々に書いたら、R指定えらいこっちゃになる。 赤裸々な話が聞きたいなら、何回か酒を奢れってえの。 政治家や有名人やタレントの発言の、 一部分だけを切り取ったものが、 インターネット上で流布し、

          うんチョコレートブラウニー

          ブラウんニー

          飼い犬ウーゴくんは、毎朝、ドッグランで排便する。 飼い主の私は、それをすぐに拾って持ち帰り、処分する。 以前の飼い犬ジーロくんのウンチは、いいにおいだった。 深く吸って嗅いでも、いくらでも嗅げた。 ウンチのにおいではあるのだけれど、くさくて不快!という感じではなかったのだ。 ウーゴのウンチのにおいは、ジーロのウンチのにおいより、強い。 だから、それまで使っていた袋では、においが洩れて臭い。 においカットゴミ袋とかなんとかいう商品も試してみた。 黒くて中身が見えないのは良

          ブラウんニー

          サンスクリット独習ユーティリティ 後篇

          ●パーニニ文法 そもそも「文法学」というものは、サンスクリットの分析から始まったのだ。 サンスクリット文法学が基になって、後々の各言語の文法学が発展したのだ。 しかも、パーニニという人が経典にまとめているという。 それが紀元前4世紀頃だというのだ。 という言説に触れて、興味が募る。 そういう私のようなおっちょこちょいサンスクリット初心者は、けっこういる。 頑張ろうぜ! 学んでいくと、パーニニ以前にもサンスクリット文法学は有ったようだし、 パーニニ以後も、更に洗練すべく研究

          サンスクリット独習ユーティリティ 後篇

          サンスクリット独習ユーティリティ 前篇

          サンスクリットを独習し始めたのが、えーと、2016年の秋頃だから、 何、7年半前か。 その後、こりゃあ手に負えねえと思って、検索しまくり、 東大仏教青年会の講座を見付けて、隔週の初級講座に通った。 その上には上級講座が有ったが、 上級講座は上級過ぎて、とても付いて行けなかった。 困った。 初級文法を終えたくらいで読めるようなテキストを探して、読んでみたりした。 文法書の尻に付録していたり、 解説や語彙集が付いている読本を手に入れてみたり。 しかし、導き無しでは険しかった。

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