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【絶対に真似してはいけない】2ヶ月で内定を仕留める方法

はじめまして、焼肉ぴーまんです。
記念すべきnote初投稿は、省エネ至上主義の私が、19卒新卒採用試験に挑んだお話。

ちなみに私のプロフィールはこんな感じです。

■プロフィール■
都内の私立大学文系学部4年
志望業界:(志望度の高い順に)コンサル、PR、広告
資格等:英検2級、TOEIC800、秘書検定2級
就職活動期間:2017年2月1日-2017年3月26日

はじめに

このnoteでは、私が就職活動を通して身に付けたテクニックを選考の段階別に紹介します。

段階は全部でこの5つ!

ちなみに、ここで紹介するテクニックはどの企業にも通用するわけではありません。そこで、テクニックが通用しない企業を先に書いておきますね。

大手企業
(ここでいう大手企業とは、経団連の定めるフローで新卒採用試験を行う企業のことを指します)
外資系企業

この2パターンでは、通用しません。
(そもそもテクニックを使って受けてないので通用するかわかりません笑)

それでも、大手企業の子会社やベンチャー企業ではかなり効力を発揮しました。実際に内定を仕留めた私が証拠です。

というわけで、Let's go!

ES(エントリーシート)

就活生が選考で一番最初に自分をアピールするのがこの段階です。
履歴書でもOKな企業もあります。
(以下、ES)

ESには、
・基本情報(名前、大学名、生年月日、住所など)
・志望動機
・自己PR
・ガクチカ
などの項目があり、書類を通して自分がどのような人間なのか知ってもらうことになります。

「ESは企業へのラブレターだ」と聞きますが、本当に言葉の通りだと思います。自分がどれだけその企業のことを愛しているのか、愛情たっぷりに、そして選考官が糖尿病になるくらいドロドロに甘い言葉で書いてください。

そしてここでのテクニックは、ゼロから書かないことパズル作戦を使います。

就活生は会社説明会に行ったり、SPIの勉強したり、やらなきゃいけないことがてんこ盛り。愛情たっぷりにESは書かないといけないけど、1社のESにかけられる時間にも限りがある。

そういうわけで、パズル作戦で効率よく仕上げましょう!

このパズル作戦を実行するにあたって、まずはパズルのピースを準備します。
ここでいう、ピースとは選考を受ける企業に関係なく、自己PRとガクチカを書くことです。文字数としてはそれぞれ400文字程度で用意します。

■自己PR

ポイントは3つあるので1つずつ解説していきます。

①洗い出し&整理
自分の売りポイントをたったの400文字でまとめなくてはいけません。あれも書きたいしこれも書きたい。でも、そんなことはできません。

そこで一度全部書き出してみるんです。

文章じゃなくていいんです。
綺麗に書かなくていいんです。
まとめなくていいんです。

とりあえず書いてみてください。

次に各項目についてのエピソードを思い出してください。エピソードが思いつかないものは残念ながら不採用です。どんなに書きたくても不採用です。

というのも、エピソードは自己PRの根拠になるから。証拠になるんです。

根拠がなければ誰も信じてくれません。あなたのことを全く知らない企業の採用担当者はなおさらのこと。

では、エピソードを書き出したら次のステップにいきましょう。

②流れを意識
エピソードを整理したら早速本文を書いていきます。
ここでいう流れとは、

PRポイント

エピソードの概要

エピソードの詳細

の順番。

つまり、抽象的な内容から具体的な内容になるように書きます。ここで気を付けることは、具体的に書きすぎないこと

ESは面接時に、面接官の質問の材料になるので一番詳しい情報は面接で話せば大丈夫です。このポイントを逆手に取ると、面接で聞いてほしいところだけ抽象的に書けばいいんです。400文字で徹底解説する必要はありません。

③簡潔にわかりやすく
これ、個人的に超大事だと思います。

自己PRの書き出しは、
”私の強みは○○です。具体的なエピソードとしては、○○の時の話になります。”

これなら小学生でも書けます。それくらいシンプルでいいんです。ちなみに私の自己PRの冒頭はこんな感じでした。

"私の強みは実行力です。具体的なエピソードとしては、内部のSEO対策専門のベンチャー企業でインターンをしていた時の話になります。"

このあとに具体的なエピソードを書いていきます。

■ガクチカ
ガクチカとは学生時代に力を入れたことを指しますが、ここで言う学生時代というのは基本的に"大学時代"のことです。

ガクチカを書く上でのポイントは自己PRと変わりませんが、力を入れたこと・努力をしたことがより伝わりやすいようにビフォー・アフターを明記してください。この時、数字を使うことでより説得力が上がります。

例えば、
・語学力向上に努めた場合TOEIC530点から900点になった
・部活動の場合、全32チームが出場する関東大会で1位を獲った
など

自己PRとガクチカが書けたら後はパズルを組み合わせるだけです。

そして、選考官はなぜこの会社じゃないといけないのかが知りたいので、その企業ならではのオリジナル要素を盛り込めば完璧です。

SPI(適性検査)

正直この項目に関して、テクニックはありません。自分で参考書を買ってひたすらやりこむだけです。

ちなみに私は、参考書は買いましたが買っただけで安心してしまったのか、何とかなるでしょ精神を発揮してほとんど開きませんでした。開いたのは、どんな問題が出題されるのかを確認した時だけ。

余計なことは言いません。とにかく解いて解いて解きまくってください。

SPIの参考書は何冊も買う必要はありません。1冊買って3-5周解くことが理想的です。

私が実際に就活していた時にみんな使ってるなと思った参考書のURLを載せておきます。参考書何買おうか迷っている人、今の参考書では物足りなさを感じている人はぜひ見てみてください。

余談ですが、テストセンターの実力試しをしてみたい人は、リクルートを受験するといいですよ。提供してるらしいので。

集団面接

集団面接は企業にもよりますが、約5-6人1グループで一緒に面接を受けます。面接時間は1グループあたり約30-40分程度の場合が多いです。

例えば5人グループで30分間の集団面接の場合、1人当たりの持ち時間は単純計算で6分になります。この6分間で自分を最大限アピールしなければいけません。

自分の持ち時間を大幅に超えても・余らせてもいけません。

聞いた話ですが、持ち時間を大幅に超えてしまった場合、他の人にも持ち時間に限りがあるのに自分のことしか考えられない協調性のない人間だと判断されてしまうようです。気を付けましょう。

持ち時間を余らせてしまうことがダメなのは、純粋にアピール不足だから。面接はカップルでいう付き合う前のデートのようなもの。また会いたいと思ってもらわないと2回目デートはありえません。つまり、選考でお祈りされてしまうということです。

では初回デートに合格して2回目デートに繋げるにはどうすればいいのか。

ポイントは3つあります。

集団面接の一番最初の質問は、大体自己紹介か自己PRから始まります。回答の順番を指定されることもありますが、挙手制の場合は先にやるに越したことはありません。他の人とエピソード被りして無駄に神経をすり減らさずにすみますよ。

どちらの質問が来ても回答はさほど変わりません。私が実際に使った回答を参考に解説しますね。

■①自己紹介してください。
ー○○大学○○学部の焼肉ぴーまんです。大学時代は、好きなことを好きなだけやって過ごしました。よろしくお願いします。

【解説】
私は話したいことが山ほどあったので、回答はシンプルに。この回答の次はほぼ100%で、「好きなことって何ですか?」って聞かれます。これを言わせたらもうこっちのもんです。あとは用意してきたエピソードを時間内に話すだけです。

■②自己PRしてください。
ー○○大学○○学部の焼肉ぴーまんです。私の強みは目標を絶対に達成する実行力があることです。よろしくお願いします。

【解説】
自己紹介と同様にシンプルに回答します。この場合は、次の質問は大体具体的なエピソードを聞かれます。私はこの実行力に関するエピソードが一番の持ちネタなので、後は要約したエピソードを話すだけです。

大体最初の自己紹介/自己PRと、その後の質問でタイムアップです。選考官は、就活生が提出したES(ラブレター)と面接(デート)で合否を決めます。むしろ、この2つしか私たちを知る方法はありません

つまり、時間いっぱいに自分のプラスの話をすれば、マイナス要因がないので、自動的に次のステップに進めます。

人事をレールの上に乗せて、あとはそのレール上を走らせるだけです。

個別面接

集団面接の次は個別面接になります。集団面接の時と選考官が異なる場合がほとんどなので、戦い方はほとんど集団面接と変わりません

しかし大きく異なるのは持ち時間。集団面接は5-6人1グループで30分が、今度は1人で30分になります。

1人にかけられる時間が長いということは、選考官が学生1人1人にじっくり向き合う時間が長いということ。その分答えなくてはいけない質問も多くなり、ボロが出やすくなります。

この個別面接で見られているのは論理的思考つまり、話の筋が通っているかどうかだと思います。質問への回答は論理的かつ端的に話すように心がけましょう。

実際に将来像を聞かれたことがあるので、その回答を例にして説明します。

就活当時、将来はお金持ちになりたいと思っていたので、"将来的には起業したい"と回答していました。それに対して毎回"起業以外にもお金持ちになる方法はあるが、その中でなぜ起業を選んだのか"が問われます。

そこで私は以下の通りを説明します。

==========
最終的なゴール:お金持ちになる
方法:①ギャンブルに賭ける、②企業で年収1,500万円稼ぐ、③起業して経営者になる
(他にもお金持ちになる方法はあると思いますが、とりあえずこの3つとします)
①ギャンブルに賭ける:一か八かなので可能性はあるが、確実ではない。簡単に手に入ったお金は簡単に出ていく。貯金ができない。→却下

②企業で年収1,500万円稼ぐ:年収1,500万円稼ぐにはそれなりに規模の大きい企業に勤めなければならない。大企業の歯車になる可能性がある。歯車にはなりたくない。→却下

③が消去法で残る。
==========

自分の考え方を順を追って1つ1つ丁寧に説明することが大切です。

ちなみに、この段階でよく聞かれるなと思ったのは、選考の進捗状況自分の短所についてです。

同時進行で受けている業界や企業の数、選考がどの段階まで進んでいるのか、かなり高頻度で聞かれた気がします。

私は、受けている企業数も社名も、選考の進捗状況もすべてはっきりかつ、正直に答えていました。特に隠したり、ウソついたりする理由がなかったので。

自分の短所については、個人的な見解ですが、内容よりも自分の短所について改善のアプローチをしているのか、どんなアプローチをしているのかが見られているような気がしました。もちろん、アプローチをしている方が高評価だと考えます。

最終面接

個別面接を通過するといよいよ最終面接。面接官は、会社役員や社長の場合が多いです。

ここまでくれば後は集団面接と個別面接の集大成になります。質問される内容は企業にもよるのですが、周囲の友人から聞いた話も交えて実際の質問例を挙げておきます。

・30分間逆質問し続ける
・今受けている企業がすべて不合格の場合はどうするのか
・自分の短所
・志望度(志望順)
など

ちなみに、私は今の内定先の最終面接で"選考を受けている会社数"を回答した上で、"今受けている企業がすべて不合格の場合はどうするのか"聞かれました。

正直何も考えていなかったので、「全て落ちてから考えます。」と回答。もちろん選考官は苦笑いです。

面接ではどんな質問にも正直に答えなくてはいけないルールなんてありません。時には嘘という駆け引きも必要だと思います。

ただ、嘘をついた際にはその嘘が採用されれ決定打になるかもしれません。本当の自分との間にギャップがあることも、入社後の離職率が上がることもきちんと考慮したうえで使ってくださいね。

おまけ

私は就職活動で、何社もエージェントを利用しました。自分の希望する条件を伝えて、代わりに探してもらうサービスです。

エージェントに探してもらった企業には就職しませんが、結果として使ってよかったなと思っています。後輩にも利用を勧めたいとも思っています。

というわけで、エージェント利用のオススメポイントを2つ紹介します。

■オススメポイント①:自己分析のアウトプットができる
エージェントに登録すると、希望の会社の条件が聞かれます。それを元に企業を探してくれるのですが、それだけではありません。というのも就活生1人に1人担当のアドバイザーがつくのです。

その人と1対1で面談をして、自分の企業選びの軸やライフプランなどの話をします。ここで自己分析が甘いと上手くいきません

でも自己分析が甘いだとか筋が通ってないだとか言われても、企業の選考官ではないので落ち込む必要はありません。むしろ指摘をもらえるだけラッキーです。

通常、企業は選考についての問い合わせは受け付けていませんが、アドバイザーはどこがダメとかもっとこうした方がいいなど、客観的なアドバイスをしてくれます

■オススメポイント②:面接の場数を踏める
面接は練習あるのみ!1ミリも行きたいとは思っていない会社だとしても、選考官は正真正銘、企業の人事の方です。採用担当者相手に面接の練習をするのは、友達や家族とは緊張感や口調などワケが違います。

もし不合格になってもいいじゃないですか。1ミリも就職したいと思っていないんだから。本当に就職したいと思っている企業に不合格にされるよりマシです。

何回も練習をすることで面接慣れしますし、志望度の高い企業の面接でもリラックスして挑むことができますよ。

物事には良い面もあれば悪い面もあります。エージェント利用の注意ポイントとして2つ紹介しておきますね。

■注意ポイント①:エージェントも"ビジネス"
担当がついて会社探しをしてくれるし、アドバイスもしてくれる。エージェントに利用は基本的にタダなのでお金の心配は必要ありません。

しかし、エージェントも1つの企業です。利益を出していかないとやっていけません。エージェントは、"エージェントを通して選考を受け、入社した場合のみ"売り上げが上がるところが多いです。

なので、希望とちょっと違う企業でも断り切れなくて面接に行かないといけない、なんてこともあります。

嫌なものは嫌、キッパリ断れないと時間を無駄にすることになりかねません。断り切れなかった場合は、面接の練習だと思って受けておくのも1つの手です。

■注意ポイント②:担当アドバイザーのスキルがピンキリ
担当のアドバイザーが新卒2年目だったことがありました。仕事ができないというよりは、慣れてなくてスムーズにいかないという方が正確かもしれません。

1分1秒を無駄にできない就活において、手続きや選考に時間がかかるというのは正直ストレスです。特に何か害を被ったことはありませんが、ただでさえ緊張状態でストレスの負荷がかっているのに、無駄に負荷をかける場合があるということです。

ここに間しては本当にとしか言いようがありません。エージェントによっては担当を変更できるところもあるようなので、必要であれば変更しても良いと思います。

気まずいなんて言ってられません。自分の人生の方がよっぽど大切です。

以上、私が就活を通して身に付けたテクニックでした。

就職活動は今後の人生を決める大きな岐路になります。めんどくさいこと、しんどいことのオンパレードかもしれませんが、効率化できるところは全力で楽していきましょう!

最後まで読んでくれてありがとうございます。

※このnoteの内容は内定獲得を保証するものではありません。

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