見出し画像

45 皆で勝利 ・ 【#柏レイソル × #アビスパ福岡 |ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第28節 | 2023シーズン|Jリーグ

45

【#柏レイソル × #アビスパ福岡  |ハイライト】2023明治安田生命J1リーグ 第28節 | 2023シーズン|Jリーグ

https://www.youtube.com/watch?v=Tu_FOZyN69w

まずは8分。
相手コーナー。
こぼれ球を繋いだ、相手の選手は見習いたい。
どうしても、シュートの体勢に、ボールウォッチャーになってしまう。

それから9分。
宮大樹の地味な進歩。
DFはとかくにクリアしがちだし、ファンやスタッフがきちんと評価できないと、最後にボールを失った選手の責任にしがちだ。
それが、選手たちを縮こまらせ、狂わせてしまうことがある。
この宮の様なキープが裏目に出てしまう事もあり、それも含めて難しいが、落ち着いて、キープしきってから、相手のマークがタイトでない紺野に繋いだ宮大樹のファインプレー。
出来たら、今季のDVDのクローズアッププレーに入れてほしい。
改めて、こういう地味なファインプレーを評価していくことが、アビスパ福岡の根本的なレベルアップに繋がる。

11分。
失点ではなかったが、かなり危なかった。
自分の対面のマークを相手するのが基本だが、チーム一丸となって失点を減らし、奪ったボールを攻撃の起点にできるだけ変えるのが守備陣とGKの仕事。

12分。
この試合、相手の失点もちょっとプレゼントゴールの感があった。
興業的に双方に得点があったほうがいいのは間違いない難しさがある。
前寛之が彼らしくなく、淡泊に手先で処理に行って、外されて、決められている。
100%失点を防ぐことは難しいが、彼が淡泊な対応をしたのが、少しキナ臭いと思う。
相手も、ヨネックスがスポンサーか・・・。
村上もかわしたように見える。

45分。
相手のカットインからのアーリークロスにしっかり対応できていたと思う。

47分もサイドに追いやって、コースを消して、村上へのシュートを誘導で来ていた。

後半開始早々、金森のキレイなステップ。
前嶋は、まだ、その域には及ばないか?
でも、マイボールを失わなければ、名手にあわてて追いつく必要もない。
まずは守備のバランスが大事。

51分。
残念ながら、サッカーでは名手は狙われる。
湯澤も気をつけなくてはいけない。
そういう選手になっていると思う。

52分。
その湯澤がサイドで受けて、一度、相手に背中を見せて、体を当てさせてから、ターンで、高速クロス。
元々で来たのかもしれないが、日に日に成長する、二十代半ばのあんちゃんたちが気持ちいいアビスパ福岡。
身長も完全に止まって、プロのサイクルにも慣れて、ここからが本当の成長期。

53分。
ここも、やはり、宮大樹。
右足で止めて、左足でマイナスにはたく。
受けた前寛之は止めながら体を開き、正対する山岸ではなく、中央の金森に。
すこしボールは浮いたが、金森が巻き込む右足トラップと見せかけて、アウトで山岸。
山岸はインサイドで、金森が引いて空いたスペースに流れてきた紺野。
紺野は左足ワントラップで左足でまた抜きでゴール。
ゴールは紺野で、アシストは山岸だが、皆でとったゴールなのが、本当に素晴らしいところ。
宮の前はちょっとわからないが、宮と前寛之が起点になって、その間にオフザボールで金森、山岸、紺野が連動している。
その前には、湯澤が逆サイドを個人技で揺さぶっている。

55分。
まずは、勇気をもって、前嶋に繋いだ田代が素晴らしい。
そして、最初に止めて左サイドに一旦はたいたのは良かったが、その後、一つしかないパスコースを読まれてパスカットされたのは良くなかった。
結果的にゴールに繋がったのが難しいが、やはり、本物のサッカーファンは前嶋にもっと要求を出していきたい。
お前、もっとできるよ。
ヨータのいいとこもっとめっけさせてください!
ボールをキープする時に、足元深くに入れるのは基本的に正しいが、相手のプレスがゆるい時は適度に離して、ドリブルによるコース変更や別の方向へのミドルレンジやロングレンジのボールも見せ球にしておきたい。
パスコースが複数あるから相手は迷う。
ドリブルは自分へのパスの連続であり、その扱いを覚えれば、もっともっと進化できる。
山岸のパスは完璧だったようで、相手が紺野の動き出しの進化を見誤っていたのにも助けられた。
カンの良い相手だったらタックルで止めていたと思う。
こんな酒のまずくなる話も、もっと進化して、今季の躍進がフロックと言われないように変わって行くため。
とはいえ、何があろうとも、ゴールはゴールで、山岸のアシストも、紺野のゴールも、前嶋の失敗を取り返す粘りも最高でした。
前かいた通り、少々ミスタッチでも相手は追いつけないし、逆足でもふり抜いたらゴールは決まる。
紺野もありがとう。

56分。
中盤で少し無理に行き過ぎてゴール前まで行かれた。
ミスを怖がってタイトに行けなくなるのも良くないが、相手の実力や状況に合わせてやるのは大事だと思う。

64分。
ワンサイドで追い込む守備をして、ちょっと危なかったけど、田代が、山岸に向けてクリア。
右肩トラップから頭でサイドの紺野に繋ぐ。
紺野の左足アウトのパスは少し前に流れたが、相手が雑なトラップをしてくれたおかげで金森がかっさらって、GKのタイミングを外す右足のアウトでのゴールになった。

80分。
左サイドでフェイントから縦に抜け出して、中央に入れるも、うまくいかず。
しかし、こぼれ球を井手口が回収して、前寛之に繋いでシュート。
ボールは激しく浮いたが、まあ、いつもうまくいくなら、彼は代表の中心でやっているし、欧州でプレーしているはずだ。
焦らず、進歩を続けてほしい。

81分。
こちらの右サイドをアーリークロスから崩しにかかる相手。
こぼれ球を回収されて、CBへのバックパスから、中央に入れたクサビのパスをパスカットして、カウンター。
左サイドのロングパスを受けた前嶋。
無理せず、金森経由で、井手口に落とし、そこから、浮きスルーパス。
山岸はゴールには届かなかったが悪くなかった。
そして、クリアをクリアで返したのも、ここまで前がかった状態では悪くない。

86分。
相手がこのCK直接狙うのは流石に驚いたが、キックミスかもしれない。
慌てず対応できたのは良かった。

89分。
相手の中央からの崩し、混乱させられながらも、相手を外に誘導して、コースを切って、きっちり村上にワンタッチさせたのは良かった。

94分、97分、小屋松が足が速いようだが、焦ってタックルせず、コースとプレーを制限して行けばいい。
良くも悪くも、高さ強さ速さを兼ね備えたDFはグローリくらいなアビスパ福岡。
失敗に懲りずに、個人で、ユニットで、集団で止めていく守備を覚えていこう。

と言うことで、二点差勝利以上に、個々やユニットのレベルアップがうれしい試合だった。
多分、ハイライト以外でも随所に素晴らしいプレーがあったのだと想像できる。

次節は鹿島アントラーズをホームで迎える。
田代が個人として良かっただけに、競争が激しい一方で、怪我や新型コロナその他の病気もあり得る中で、誰もがベンチにおける安心感も見えた。
あとは、祈るだけ、楽しむだけ。
そう期待させるチームの雰囲気というか、動画越しの成長を感じる。
とはいえ、怪我離脱の井上聖也も含めて、個々が無理なく成長していくように祈ろう。
2023年9月25日。20時17分。 エア指揮官。


追記
宮と前を誉めすぎと言われそうだけど、勝てなかった時代を知っている本物のファンこそ、誰に頼ることなく、皆が成長して勝利が増えたことにフォーカスしよう。
井手口は確かにいい。
けど、周りがポンコツのまんまやったら、から回ってたはず。
次の試合もそれぞれの立場とスタンスで、サガン以外には熱くなりすぎることなく、応援しましょう。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?