女医と採算 女医はなぜ行き遅れるのか? 2017年4月2日
「女医と採算 女医はなぜ行き遅れるのか?」
はじめに
某医療系サイトで女医の悩み、女医を装った一般人と思われる人の悩み、独身男性医や既婚者の悩み、中年以上の昔話や武勇伝、あるいは医療をめぐる社会背景や個々人の生育背景に意見や合いの手を入れながら、実はこれは社会的に役立つ話ではないかと思った。
人材のミスマッチは個人と組織の不幸であり、大げさに言えば国家の損失である。
自分は大学卒業の時点では精神科志望で、生産性のある「うつ病あるいはうつ症状の改善」をやりたいと思っていた。
しかし、初期研修や大学院を経て、さらに関西医科大学での心臓外科と産婦人科の手術ミス内部告発冤罪トラブルとストーカー冤罪の処理のために様々な本を読んでいるうちに、社会病の要素が大きく、職業としては成立しないと考えた。
趣味の範囲で、自分と相性の良い人に出会った時に、多角的な助言を与えるのが正しいと思っている。
さて、独身36歳恋愛歴なし、結婚歴なしの人間が語るのも説得力がないのも甚だしいのかもしれないが、こちらも元放射線科診断のセミプロ。
カルテのサマリーとフィルムの所見から人生の病を読み取る仕事は山ほどやっている。
また、政治経済、交渉、コンサルタントの本などたくさんの本を読みこんでいる。
人が人生をどこで躓き、その結果として、そういう状況が生まれ、その後どういう転機をたどるかのケーススタディは山ほど見てきた。
加えて、20歳くらいから、結婚の相手とタイミングについてずっと考えていた若者らしくない人間だった。
いったい、何人の人が目にしてくれるか知らないが、この本が女医や女子医大生及びその家族の人生にいい影響を与えることを祈る。(男性医師も変わらない部分もある)
出口や構造の分からぬまま、医学部や病院という監獄にいることは少ない人に苦痛で、打つ症状の原因であるから処方箋になる場合もあるだろう。
逆に、この本を読んで、医学部そのものを断念するのも正解であるし、全ては個々の幸福に向かえばいい。
僕は思い描いていたちっぽけなキャリアは福娘を名乗る毒婦と不愉快な仲間たちに潰された、しょうもない大学院単位取得中退のフリーター医であるのだが、冷静に考えると、現役で卒業し、冤罪の他、大学院の論文作成の妨害などを理由に退職した放射線科女医の人生と重なるところはある。
というか、性別が逆で、子どもがいたら、放射線科女医そのものかも知れない。
前置きはこんなところにして、本文に入っていく。
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独身こじらせ医師に対する自称「29歳の美人女医」のラブレターの思惑。
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