多くのネットワークエンジニアが活躍している理由

インターネットが普及し始めてから20年以上が経った現代では、ネットワークの構築という視点から見れば、ネットワークエンジニアの需要は減ってきているという意見も出てきています。

しかし、構築されたネットワークの運用や保守に関しては、今後も需要が伸びていき衰退することはないと言われています。今後さらに伸びるとされているのは、AIやIoT、ビッグデータという最新のIT技術の分野ですが、この分野に関してはまだまだ経験豊富なエンジニアが足りていません。そのため、こういった分野に明るいエンジニアは大手企業から引く手あまたとなっています。

また、少子高齢化が要因となり労働人口が減少している日本では、近年ネットワークエンジニアの数も慢性的に足りていません。政府が発表した調査結果からは、2030年頃には約59万人のエンジニアが不足するとの予測が立てられています。どの企業も人手不足で困っている状況なので、より良い待遇で雇用してもらえる可能性が高いのです。

なお、現在自社サーバから外部のクラウドサービスの利用に切り替える企業が増えているため、クラウドに関する知識を持ったエンジニアが特に重宝されています。第一線で活躍したいと考えるのであれば、クラウドについて勉強しておいた方が良いでしょう。変化の早いIT業界では、最新技術の知識を柔軟に取り入れることができる人材こそが求められるのです。

現状に満足しているような人は、次々と追い抜かれてしまうことを覚えておきましょう。


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