見出し画像

側弯症でやってはいけないこと

皆さん、愛知県で鍼灸あんまマッサージ師兼整体師をしています。
taniko(タニコ)と申します!

今回は側弯症という症状についてお伝えします。

側弯症という症状は聞いたことがある方も多いと思いますが、僕がみさせていただいている方の中で知らない方もいらっしゃったので、簡単にご説明します。

簡単に説明すると側弯症は何らかの原因で背骨が左右に曲がってしまう症状です。軽度であればそれほど見た目に変化は出てきませんが、側弯症は進行性の病気なので、左右の曲がりが強くなると肩甲骨の高さやくびれの位置が左右非対称になってしまい腰や肩の痛みが出るケースも多いです。

何らかの原因と書きましたが、正直原因に関してはわかっていないことがほとんどです。中学生から高校生の検診で見つかることが多く、それほどひどい側弯でなければ経過観察で終わってしまいます。
ですがこのまま放っておくと先ほどもお伝えしたように進行性の病気なので、40代から50代ごろになると体の歪みや痛みを伴います。

実際こういった患者さんをみさせていただくことも多いですが、必ずと言っていいほど皆さん同じ質問をされます。それは「普段気を付けることは何かありますか?」という質問です。

そこで今回は側弯症でやってはいけないことについてお伝えしたいと思います!

・側弯症でやってはいけないこと
①肩掛けカバンの使用を避ける

側弯症と診断された場合、背骨が左右に歪むような生活はできるだけ控える事が重要です。背中を丸めず姿勢を伸ばし、左右どちらかに傾く時間を減らすことを心がけます。
学生や社会人で左右に傾きやすい状況の一つが、カバンを持っての通勤・通学です。通勤・通学カバンはリュックタイプを選び、重さを分散させると安心です。
エコバッグのような片手でもつカバンは、片側に傾きやすくなるため使うのは避けましょう。肩掛けカバンは両手が空いて便利ですが、これもまた片側に荷物の負荷がかってしまいます。

②横向きやうつ伏せで眠るのを避ける

寝る時の姿勢によっては、背骨に負担をかけてしまいます。きるだけ仰向けで眠り、横向けやうつ伏せで寝る事は避けましょう。
寝る前にスマホをチェックする人は、つい横向きになりがちです。このまま寝てしまうと背骨がひねった状態となり、側弯症にはあまり良くありません。
抱きまくらを抱いて横向きで眠る人も、背骨がひねった状態になるのでやめましょう。
うつ伏せ寝は呼吸しやすいように首をひねるため、背骨に負担がかかりやすくなります。また背骨が反り返った状態になり、腰に負担がかかるので注意が必要です。

側弯症は若い時に発症することが多く、年齢を重ねるにつれて悪化していきます。若いうちにいかに進行を抑えるかもしくは背骨を矯正するかによってその後の人生に与える影響が変わってきます。
軽く考えず少しでも違和感を感じればすぐに病院で検査を受けることをお勧めします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?