どこに住んで良いと言われても、私の家に住む。
家が好き。自分の気に入った家具や小物で溢れていて、
来客時以外は8割は散らかっている自分の家という空間が好き。
小学生の頃は安心するからか、
家に帰る直前になるとトイレに行きたくなって
玄関の扉を開けるなり、トイレに駆け込んでいた。
私にとって家は誰も邪魔することはできない、
安心できる唯一の場所である。
それは大きくなくてもよい。
その中には必要最低限のものがあればそれでいいのだ。
立地は陽が良く当たる南向きで
海でも川でも水の音がするようなところ。
昼間にはピクニックシートでも敷いて日向ぼっこをする。
夜になると星がチラチラ瞬いて見える場所。
どこにでも住めるとしたら、
世界中のどこに住んでもいいよと言われても
世界で私が一番落ち着く、そんな家に住む。
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