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私が公務員を辞めた理由【県庁に9年勤めた男の記録】

公務員を辞めたいけど、踏ん切りを付けられず悩んでいる貴方へ

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・私が公務員を辞めた理由
・公務員を辞めたい気持ちは絶対に消えない
・公務員からの転職は怖くない


こんにちは、はやた(@nanpa_komuin)です。このnoteでは、9年勤めた県庁を退職した理由と、転職に至るまでの心の動きについて語ります。

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私が公務員を辞めた理由は、ポジティブなものとネガティブなものとそれぞれあります。

ポジティブな理由:やりたい仕事ができた
ネガティブな理由:公務員の世界に限界を感じた

やりたい仕事ができた

一番大きな理由はシンプルに「挑戦したい」「やってみたい」と思える仕事ができたことです。

私は2017年から個人ブログを始め、そこからWebの世界に興味を持ち、仕事にしたいと考えるようになりました。

今まで特にやりたいことがなかった自分にとって、この変化はとても大きなもので、熱の冷めない内に勉強を続け、転職を成功させるに至りました。

この「何かやりたい」という気持ちはとても重要で、例えば学生の頃、「本当は留学したかった」「世界一周したかった」と思っていた人は多いのではないでしょうか。
その思いは社会人になっても消えませんよね。

何かやりたい仕事ができたら、実際に挑戦するまでその仕事への思いは消えませんし、挑戦すべきだと思います。

公務員の世界に限界を感じた

公務員を何年も続けていると、負の側面もたくさん見えてきます。
例えば、下記の通り。

・大学同期より給料が少ない
・出世しても責任が増えるだけ
・毎年仕事は増え、人は減り続ける
・異動が多く、専門スキルが身につかない
・仕事ができない職員が自分の2倍給料をもらっている

公務員になる方は元々学歴が高い人が多く、同窓会で友人の収入を聞いて愕然とした人は多いでしょう。

それに加えて出世しても責任10倍、給料は横ばいという有様。
さらにさらに、年功序列でいくら努力しても収入は増えない。

こうした負の側面は、一度気がつくと消えることはなく、自分の中で徐々に蓄積されていきます。そしてある時、「もう限界!やってられるか!」と思うようになります。

公務員の「安定」について、負の見方をするようになってきているなら、修正の効く若いうちに転職をすることが賢明な判断です。

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このnoteを見てくださっている人は、公務員を辞めたいと考えている、あるいは考え始めている人だと思います。

残念なことに、その思いは辞めるその日まで消えることはありません。

23歳で辞めたいと思い、30歳で決断した

私は公務員を辞めたいと始めて思ったのは、入庁した1年目の頃でした。
配属先に自分より仕事ができない職員がいたのですが、それなのに自分の2倍給料をもらっていることに強烈な違和感を感じたのです。

その違和感は悶々とした形で残り、実際に転職を決断する7年後の時まで、違和感は消えませんでした。

もちろん、仕事が忙しい時は「このままでいいか」と感じたこともありますが、常に葛藤がある状態でした。

過去に戻れるなら25歳までに辞める

もし、自分が過去に戻れるなら、25歳の第二新卒枠が使える年までに転職をします。

25歳以下でこの記事にたどり着いた人がいたなら、今すぐ行動すべきだと強く助言します。

なぜなら、公務員を続けていても、自分の労働市場価値は一切上がらないどころか下がり続けるわけです。


専門スキルは元々身につかないので、年齢という唯一無二の価値が下がってしまうんですよ。

もちろん、私が転職したのは31歳なので25歳以上でも転職はできますが、30代特有の苦労もあったので、早め早めの行動をした方が良いですよ。

若いうちに転職をすべき理由については、こちらの「公務員から転職するなら20代がベストな理由」という記事にて詳細を解説しています。

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公務員を辞めたいと考えた際、セットで考えなければいけないのが転職先です。

イメージとしては「公務員から民間への転職は難しい」「公務員は民間では通用しない」という根拠に乏しい噂がまん延しておりますが、あまり意識しなくても大丈夫です。

転職に成功した人はたくさんいる

実際に公務員から転職に成功した人はたくさんいます。
特にTwitterでは情報発信が盛んでして、少しご紹介しますね。

わびさん(@wabisabist):元自衛官から航空業界へ
やとよんさん(@yatoyon):民間→地方公務員→民間へ再転職
タロさん(@sarabaante):年収を落とさず転職に成功


いずれの方も公務員から転職に成功し、継続的に情報を発信している方々です。
気になる方がいれば覗いてみるといいですよ!

外野の声ほど無意味なものはない

公務員を辞めたいことを周囲に伝えると、大抵の人は反対します。特に身内の反発は必至でしょう。

ですが、外野が言うことほど無意味なことはないです。

公務員を辞めたことがない人が何を言おうが、聞く価値はないのです。


彼らの意見は、商品を買ったことがないのにその商品について是非を論じているようなものなので、信頼性ゼロなんですよね。

もちろん、我々転職組にもバイアスはあるでしょうが、よりリアルな声を届けていることは間違いありませんよ。

他人の人生を生きるな。
-スティーブ・ジョブズ

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私がこのnoteで伝えたかったことをまとめます。

正直、公務員を辞めたい理由なんてどうでもいいんです。
大事なことは、その思いはずっと消えずに残り続けるということ。


そんな人生をあなたには歩んで欲しくありません。

私は学生時代の「長期留学したかった」という思いをいまだに引きずっています。

あなたも何もしなければ、「転職したかった。だけど転職しなかった」と、3年後、5年後、10年後になっても思い続けます。
そして最終的には公務員のまま、キャリアを終えることになるのです。


挑戦することより、挑戦しないことを恐れましょう。

筆者のメディア紹介

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「公務員生活」「公務員試験」「公務員からの転職」など、公務員に関する情報を網羅しているブログメディアを運営しています。
おかげさまで毎月1万人以上の人たちが訪問してくれるサイトになりました。

公務員総合ブログサイト:公務員大学

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はやた@元公務員Webマーケター

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