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劣等感

マリリン モンロー

いままで 
彼女の本を手にすることのなかった

それは 
セックスシンボルだから

女性を丸出しにしているようで
受け付けなかった

それが
何故か手に取り
本を買った

吐気がした
そして
痛かった

そこには
私がいたから

勿論、彼女のような魅力はないけど

彼女はあの時代
『誰もが手が届く人、頭の弱いブロンド』
そう思われていたこと

魂を愛して欲しい

つまり
本当の私をみて!

これは
痛いくらい胸に突き刺さった

私は
自慢ではなく
何人もの男性に
誘われる?
交際を申し込まれる?
みたいなことがある

条件的には最高で
何十億を稼いでいる人
自家用飛行機を所有している人

または
肉体労働をしている人
ひとまわり以上離れている年下、年上

本当に何故?
何を知ってるの?
って思っていた

1回目の食事で
性的な話や
可愛いよね なんて言われると
鳥肌が立ち
逃げたくなった

私は
ただの
男性から簡単に手が届く女
として見られていると
ひどく落ち込んだ

そこに
愛があるのか?

いつもそれを探した
愛があれば性(セックス)は間違いはない

でも
欲のためだと思った

それは感じとれた

だから
誰ともうまくいかない

本当の私を愛して

簡単じゃない
私は叫んでいたんだ

自分の身体は大好きだった

でも
愛してはいなかった
この身体が罪だとさえ思っていた

こんなだから
男性が近寄ってくる

この本に出会って
衝撃だった

自分自身がこの肉体を
愛せていなかったこと

学歴やキャリアがないことも
コンプレックスなんだと

ごめんなさい 私

自分自身が自分を
恥だと思っていたんだ

この恥は
家族関係に繋がる
前回の父親のことだ


自分をリスペクト
私には中身があり
考える力も
感じる力も

だから
もっと自信をもっていいんだ

劣等感から解放された
そんな軽くなった


そう思えた本だった




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