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田舎における生活コスト

事情があって田舎に帰ってきた。
過疎化の進む町は高校時代と比べても一層寂れているように思えた。
中心部にあった商店街はシャッターになり文化の中心だった商業施設は撤退。郊外にいくつかのミニSCができ、そこへの往復には車必須。ここに比べれば埼玉や神奈川で車必須なんて言ってるのがガキのお遊戯レベルの必須度合だ。
賃貸マンション等は無く、良くて鉄骨のアパートで家賃は普通に5万円以上かかるので、あちこちにある戸建てを購入してメンテして住むか市営住宅、数十年単位で分譲マンションが供給されてない地域なので新築中古共にマンション購入の機会は非常に乏しい。
老後にローン残債を全て払い終えたとして住居コストが管積4万円/月程度かかる都会と車維持費込だと都会生活の方がまだ金銭的には楽なように思えます。
これは田舎には帰れない…
友人に会いやすい福岡市内だと車を持つ必要もなく65歳あたりで残債を全て返してからの資金でそこそこのマンションは買えそうなので、このあたりがいい落としどころだろう。
新築・築浅を買えば多少管積支出も抑えられるかもしれないしね。

それはそうとマンションは3,500万円程度のお買い物っていうのが出身県の県庁所在地あたりの物価なんだけど、それを払っていくには田舎の賃金は安いなぁ。
車が不要だったら不動産価格差で十分ペイするんだけど車まで考慮するとかなり生活は苦しい。
これは田舎から人が出ていくのも頷けると改めて痛感しました。

追伸:先日、このnoteでも特集した物件に要望書を入れ抽選となりました。結果として抽選に敗れたため当面は今の物件へ居住し続けることとなります。入居5年内の住み替えの可能性はこれで限りなく皆無になりました。

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