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”病休”と”復帰”が私にもたらした変化  第五話(最終話)

「復帰。その先へパート③」

第四話も?読んでくださり、ありがとうございました。

第五話では、
復帰。その先へパート③
ということで、「私の中で起こりつつある変化の”二つ目”」を取り上げていきたいと思います。

それではどうぞ!

前回のつづきから…
担任外(いわゆる「級外」と呼ばれるポジションですね)で、様々な児童と関わることを経験。
子どもの「やってみようかな」が生まれた瞬間をきっかけにして、それぞれの学びの在り方について改めて考えることに。個別最適な学びに通じるものがあるのではと気づきを得る。

本編

私も歯車の一つだった

担任外の仕事につき、色々と支援の手立てを考え実践してく中で、たくさんの先生方と関わり、話すことが増えていきました。担任の時は、学年の先生が主に話し相手だったかと。そのほかには、必要な時に校務分掌で関わりのある先生と話すくらい。あ、でも何気ない日常会話くらいはいろんな先生、職員の方々と話ますよ笑。
でも、今回はまた特別。
いつもの感じとは違う。なんか、こう、視点が違うというか。
今までは、自分のクラス、自分の担当学年を視野に入れている感じ。
今回は、学校全体のこのクラスのこの子といった感じ。
何が違うのかって、視野に必ず学校全体が意識されるところ。
これまでもそういうつもりではあったんですが、よりはっきりと学校全体というものが意識される感覚。解像度が増すというのでしょうか。たぶん。

学校全体を視野に入れるようになった私は、学校としても個々の学びの在り方を見直すことが必要なのかもしれないなと感じたわけです。
ICTを効果的に使う方法、学校業務の改善方法、授業づくりの考え方のアップデートなどなど。
もちろん、現場で働かれている方々は各々に工夫をこらし、全力で働かれているのは重々承知です。私が休んでいる間もその抜けた分をカバーしていただいことも理解していますし、感謝しかないです。
大それたことを言うつもりはないのですが、私が休養中に出会えたもの、知った世界のものは職場にはありませんでした。そのまま当てはめられなくても、どこか一部でも活用し、よりよい学校教育活動に繋げられるのではと感じたのです。
そして管理職に許可を得て、メンター向けにICTの授業で活用の仕方をGoogleのclassroomを使って配信したり、担当児童の担任の先生に支援方法について提案したり、所属級での活用の仕方を共有したりしていきました。すると、続々と実践してくださる方が増え、子どもたちがとても頑張っている、笑顔が増えた、もっとこうしたいなどのお声をいただくことができました。私からアプローチをかけてよかったなと実感できた瞬間でした。

これまでの私は自分のクラスで物事を考えがちで、さほど提案や相談などしなかった、いやできませんでした。
でも、今回のことで学校を主語にして物事を考えることができるようになり、私も組織の一員であることい気付くことができました

私も組織を動かす一つの歯車。その歯車が一つ動かないだけで、止まることがなくても、全体の動きは鈍くなる。言い換えるなら、私のような小さな歯車でも活発に動き、周りに望ましい影響を与え続けることができれば、全体の動きもよりスムーズになるはずだと思えるようになりました。

終わりに

大きな二つの変化を経験し、やっぱり教職って楽しい、素敵だと感じらたこの半期。
私の教職人生ではきっとほんのちょっとの期間になるかもしれませんが、大きな転機となりました。
とても素敵な職場環境。
たくさんの児童と関わることができた半年。
関わることができた子どもたち。
全てに感謝をしつつ、私はこの職場を離れ、次の場所に行くことを決意。
新天地でも心機一転頑張ることを誓い、最後の挨拶をしました。


この辛い経験は私の心をどん底にまで落としました。
本当に毎日泣いて、眠れなくて、それでも仕事に行かなければいけない。授業をしなければいけない。子どもたちのために、最高の思い出の1ページを作り続けていくために止まれない。
いろんな感情を胸に抱え、なんとか歩いたあの時期を思うと今でも涙がでます。

でも、それでも私は教職を続けています。

子どもたちと交わす「おはよう」
子どもたちと交わす「笑顔」
子どもたちと向き合う「授業」
子どもたちと交わす何気ない「会話」
子どもたちに伝え合う「ありがとう」

子どもたちの成長をサポートできる、見守れるこの教職という職業はほかにはない
今でもそう強く感じています。

子どもたちが学び続けるように、私自身も学び続け、どんどん発信していきたいと思います。

終わり



長文失礼しました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

不定期の更新や下手な文章で読みにくいところも多々あったかと思います。

それでも、私の記事に関心を持ち、読んでくださったことに感謝です。
ありがとうございました。

次回の記事の予定はありませんが、また何かふと思ったこと、実践などを発信していきたいと思います。
その際にはまた読んでくださると幸いです。

では、またお会いできる日まで。。。

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