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学歴とは比較的関係がない頭の良さ!?頭の良さ以外で勝負する!

 高学歴ほど頭がいいというのは誰しもが納得することですが、今回は学歴とは比較的関係がない頭の良さについて考察してみたいと思います。

「高」学歴の考え方

 世間一般でいうところの高学歴は、あなたがどういう世間に属しているかにより大きく異なりますが、平均的な日本人(42歳)に焦点を当てると、一番厳しくみても上位1割程度であるMARCHになるでしょう。
 一方で、地方では、地方国立大学が高学歴になることになります。
 しかし、MARCHより難関の国立大学はせいぜい、47都道府県の半分あるかないかといったところでしょう。
 ということで、一番緩い高学歴の基準は地方国立大学で一番易しいところといえそうです。そうすると、日東駒専~MARCHの間の成成明学あたりに落ち着くのではないかと思います。 
 私は、熊本⇒東京⇒熊本なので、どちらの事情もよくわかります。
 なお、一部から、それは学歴ではなく、学校歴だという声も聞こえてきそうです。私は修士なのですが、感覚的には、学士の1ランク上程度の評価はできると思います。
 ここではわかりやすいように、院卒(厳密にいえば、修了)の場合は、学卒(学部卒のことを院卒のことはこう言うこともあります。)の1ランク上と換算してもらえるとわかりやすいでしょう。

あなたの住む世界の高学歴

 もしあなたが、地方在住で普通の高校に通っていたのであれば、MARCHや国立大学には学年の首席が合格するようなところです。そのため、所謂Fランク大学でも、大学にいけば、中の上であり、日東駒専にいけば上位層なのです。大東亜帝国でも比較的評価されます。
 一方で、都内では、MARCHまでの大学付属校にいれるというのが一つの親の目標(都内の高学歴の最低基準)になっているようです。
 また、港区等の都心で生まれ育ち、難関中高卒業生の場合は早慶あたりが標準的になるのではないでしょうか?なお、超進学校にいっても、MARCH未満もそれなりにいるので、必ずしも偏差値の高い中学・高校にいけば難関大学にいけるとも限りません。

学歴と関係のある頭の良さ

 ほとんどが関係あるので列挙し難いといえます。理解力、論理的思考力から情報処理能力といった大学受験で試されることから、仮説創設・構築といった学術的なところに至るまで全て学歴と関係があります。
 また、書くという訓練や教員や院生・ゼミ生とのディスカッションも経験しているわけですから、なかなか高学歴に低学歴が勝つことはできません。 
 読む能力に関しても、読書量等を見ても比較になりません。聞く能力に関しても、理解力と大きな関係があるので、これまた勝つことは難しいといえます。
 さらに、話すという面においても、ゼミでの発表、学会での発表等々話をするという機会も多いのです。しかしながら、話すことに関しては、スピーチから討論、交渉事に至るまで一番学歴との関係性が弱いと感じています。
 とはいえ、話の組み立て方ではなく、非言語的な要素(声量、抑揚、姿勢、表情等)が大きいといえます。心理学的な要素を取り入れなくても、無意識でやっている人も多いですが、そこは学習によって高学歴者がすぐに追いついてきます。

学歴とは比較的関係のない頭の良さ

 これは色々と観察させていただいた結果です。身も蓋もないことを言えば、この種の頭の良さを持ち合わせているのは、高学歴にも多く、非高学歴特有というものではありません。また、大学の偏差値は低くとも、高校までの偏差値は高いことも十分あります。
 ですから、大学偏差値の1点を持って、学力がないとは言い切れません。とはいえ、比較的大学の学歴と相関関係が薄そうだと感じたのは次の能力でしょう。
 なお、高卒の人に限定してお話をすると・・・
 ➀特殊パターン:IQが高いが学歴が低いパターン(勉強していないだけで難関大学にいければいけた)
 規則性の理解、理解力、暗算等の瞬発力、仮説構築・論証(検証)力

 ということで、観察して分かるのはそもそもIQが高いが学歴がないという特殊事例で高学歴の頭の良さと一部重複する部分がでてくるだけというのが結論です。

 イメージとしては、高性能PCでOSも最新だが、ソフトウェアがほとんど入っていないものと考えてもらえるとわかりやすいです。

 つまり、同程度の高性能PCでOS最新の高学歴には負けてしまいます。しかし、同水準の高卒の人よりも頭の回転が早いので、ビジネスには成功することもありえます。

 なんとかして、学歴と無関係もしくは相関関係の低い分野を探そうとしましたが、たまたま大学にいっていないだけの高IQや高校まで進学校のパターンがほとんどなのです。

 実際に、高IQの人はほぼ高偏差値の中高には行っています。

では、所謂低学歴はどうすればいいのか?

 単に、学歴と頭の良さとは相関関係が極めて強く、例外的な事例に当てはまる人はほぼいないといった希望のないことを書いてこの記事を終わらせることはしません。

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