牛タンの選び方と保存方法

本日はもののふの大好物、牛タンの選び方・保存方法についてまとめてみました。
 

牛タンは牛の舌の部位で、独特の歯ごたえと旨味が人気のある食材です。焼肉・シチュー・カレーなど様々な料理に活用できます。より良質な牛タンの選び方と購入後の保存方法について詳しくご紹介します。
 
◆牛タンの選び方
1. 色
牛タンは鮮やかな赤色とサシの白色のコントラストが美しいのが特徴です。赤身部分は明るい赤色または赤紅色、白身部分はハッキリとした白色または極薄いピンク色を選ぶのがポイントです。くすんだ色や灰色っぽい色をしているものは鮮度が落ちている可能性があります。稀に黄色色素(カロテノイド)の多いトウモロコシなどの餌で飼育された牛のタンはサシの部分が黄色みがかる事があります。
2. 脂肪
牛タンには適度な脂肪がサシのように入っています。脂肪は白身部分に均一に分布しているものが理想です。脂肪が多すぎると脂っこくなり、少なすぎるとパサつきを感じる事があります。
3. 弾力
新鮮な牛タンは弾力があり、指で押すとすぐに元の形に戻ります。弾力のないものは鮮度が落ちている可能性があります。
4. 部位
牛タンにはタン元、タン中、タン先など、いくつかの部位があります。それぞれの部位によって食感や味わいが異なります。

  • タン元: 舌の根元の部位で最も柔らかく脂ののっている部位です。特上タンとして提供されます。

  • タン中: タン元の次に柔らかい部位でタン元よりも脂は少ないです。

  • タン先: 舌の先端の部位で最も硬く脂が少ない部位です。食べ放題などで使用される事が多いです。

予算・用途に合わせて、適切な部位を選ぶようにしましょう。
5. 鮮度
牛タンは鮮度が落ちやすい食材です。購入する際は以下の点に注意しましょう。

  • 表面にドリップと呼ばれる肉汁が出ていないこと。

  • 血生臭い匂いがしないこと。

  • 切り口が鮮やかでパサパサしていないこと。

6. 加工品
牛タンには塩漬けのもの、スモークしたものなど様々な加工品もあります。用途に合わせて加工品を選ぶと良いでしょう。
7. 購入場所
牛タンはスーパーマーケットや精肉店、インターネット通販などで購入できます。信頼できるお店で購入するようにしましょう。
 
◆牛タンの保存方法
牛タンは鮮度が落ちやすい食材なので保存方法をしっかりと守ることが大切です。
冷蔵保存
牛タンを冷蔵保存する場合は以下の点に注意しましょう。

  • ラップで包んで密閉状態にする。

  • 他の食材と密着しないようにする。

  • 2~3日以内に食べる。

冷凍保存
牛タンを冷凍保存する場合は、以下の点に注意しましょう。

  • ラップで包んでから冷凍用保存袋に入れる。

  • 保存袋の空気を抜く。

  • 解凍後は速やかにに食べきる。

解凍
牛タンを解凍する場合は、以下の方法がおすすめです。

  • 冷蔵庫でゆっくりと自然解凍する。

  • 流水で解凍する。

解凍後はすぐに調理・完食することをおすすめします。
その他
牛タンは下処理が重要です。血抜きやアク抜きをすることで臭みを取り除き、美味しく仕上げることができます。
また、牛タンは様々な料理に活用できます。焼肉はもちろんシチュー・カレー・煮込み料理など様々なレシピに挑戦してみてはいかがでしょうか。牛タンを上手に選んで美味しい料理を楽しんでください。

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