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魔法の言葉

こんばんは。さぼてんです。
今日は趣味とまではいかないけれどたまに読む小説について書こうかなと思います。

昨日、平安寿子さんの「こんなわたしでごめんなさい」を読み終えました。
内容的には20代女子、共感と苦笑いが止まらない。そんな感じです。
それぞれ出てくる「わたし」には結婚が迫っていたり、コンプレックスがあったり色々な問題を抱えて生きる「わたし」が描かれています。
全てに共感できる訳では無いけれど、どこか「うわ〜あるよなあ!」「リアルすぎる」と何度も心がザワザワする小説でした。
たまたま手に取った本だったので、こういう小説に引かれるのは運命というかなんというか…結局自分自身もこういう問題には遅かれ早かれ直面する時期なのかななんて思ったり。なんて感想は程々にして…

私はよく落ち込んだり、イライラしたりが人より多い気がしています。けれどそれをどうしても表に出せない。
なのでいつも心の中で「今日あの人の帰り道が全部赤信号で止まりますように」なんて魔法の言葉をよく唱えています。いい言葉が浮かんだらそれをストックして心の中で唱えます。心の中でです。

今回読んだ「こんなわたしでごめんなさい」は、なんていい魔法の言葉なんだと思ったんです。
決してネガティブにすいませんすいませんという感じではなく、こんなわたしでごめんなさいねうふふ〜という感じのものなので、よし、今度からこれを唱えるぞ!と小説のタイトルから新たに魔法の言葉を見つけた瞬間でした。

心の中でにっこりと笑顔を作って顔に手を添えて「こんなわたしでごめんなさい〜」唱えてやるぞの気持ちです。

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