悪人のロジック


悪人は冤罪を完遂すれば現実が書き換えられるというカルトだ。
道理はなく情緒のみでの行為だろう。
故に欠席裁判で切り取り、見当はずれの恣意解釈で煽動すると。
で、踊らされてフライングした誰かが居れば、罪人が増えると。
この様子を当事者は表向き被害者面で内心手を叩きながら煽りつつ、
ワリカンできる悪人コミュニティが広がっていくのを喜ぶのだ。
楽しい楽しい交友関係が増えていくと。
ガンダム友達が増えると。

ウソの影響力が彼の成果という事だ。


仲間が増えれば増える程、元凶になった自分の責任は薄れてゆき、
ウソがばれて非難された時は、「お互い様」にも持ち込めると。
踏み絵を踏ませて母数を増やす、そういう戦略なのだろう。
同じマインドの邪悪な派閥に紛れて嬉しいと。

故に「泣き寝入り」してくれそうなお人好しを厳選する。


怖くない、孤立して味方のいない、反撃しそうにない相手。
ターゲットを選ぶ段階でこの邪悪なヴィジョンが成り立っている。
逆ギレ、脅迫、ラベリング、圧力を駆使しターゲットを追い込んでいく。
自分勝手なウソを強引に既成事実化すれば成功だろう。

もう最初から全てが無意味だ。


それで相手が言いなりになると思うのは、他人を家畜と思ってると。
どんなに外堀埋めたとして、それで成果が得られる訳が無いのだ。
奴隷化された人間が一体何ができるのか?
出来るのは肉体労働、思考停止のルーチンワークくらいだろう。
他人という肉の量が目的だ。
モチベ皆無の奴隷労働で他人が成果なんて得られるワケもなく、
結果何ひとつ意味のある物は発生しない。
最後に外堀を埋める際増殖した、膨大な悪意の量だけが残るだろう。
そしてそれこそが悪人本来の目的だ。
他人を巻き込んで下降するのが目的だという事。

メリットじゃなく、純粋に他人の不幸を望んでいただけだ。
故に悪人に従ったって誰も何も得られない。
無価値なそいつが安心するだけだろう。

「みんな邪悪で嬉しい」と。


きっとそういう事だろう

おしまい。

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