「利益の一極集中」は無理という話


搾取層が生産者、クリエイターを奴隷として扱うなら、無理。
余計な不安を抱えるだけで、モチベが続かないワケだ。
もう、アホが搾り取ろうとするほどに、得られる物は劣化する。
いい作品も、美味い料理も生まれなくなる。

そういう行為が成り立つのは、物理的労働力、ルーチンワーカー相手だ。
機械と同じ仕事をさせるなら、そら奴隷を作り出せばいい。
進歩はしないがマニュアル通りの現状維持だ。

しかし発展はしない、進歩はない。

それどころか、予測不能の劣化、アクシデントを修正できず、
徐々に徐々に下降する。
創意工夫、文化も科学も料理だろうが芸術だろうが地に落ちる。
奴隷に命じて美味い物を食いたくても、不味くなる、食事の質が落ちる。
発明は生まれず、やがて既存の価値が飽和し感動も喜びも無くなっていく。
その状態が当然となり、貴族は残飯を貪り食う、最終的にはクソを食う。

ふんぞり返ってる貴族は、既存の価値が自然発生的で普遍と勘違いする。
誰かが生み出さない限りはこの世に存在しないのに。

個人的な経験上、偉そうなフレネミーや毒親がこちらに依存するほどに、
自分のモチベも自信も失せて行った経験があるから判る。
怒ったり喚いたりと搾取を続けると結果、誰も何も得られなくなってゆく。
トップダウンの無意味な圧力を増すほどに、アホらしくなってゆくだけだ。
生産者を納得させるだけの対価を示さない限りは劣化を続け、堕ちてゆく。
生産者のモチベを奪えば、何もかもが無意味になる。
そう、

人は「打ち出の小づち」になり得ない。


人間というのはどんなに弾圧しても特別な成果は得られない。
充分に心を込めて育てる必要が常にある。
スパルタ教育なんて、トップダウンのロボット人間を生み出すだけ。
ロジックの無い力学だけのマイクロマウス、レスポンスしか判らない。
根拠のない暴力、サディズム、他責と無責任の弱者依存がおきるだけ。
最終的には一番弱い子供からいかに奪うかという結論に行きつく。
別にこれ、極論でも何でもなくリアルがそうなっている。

「トー横キッズ」がいい例だ。


宮崎勤がそうであるように、もう彼と同様の価値観は一般に蔓延している。
「弱肉強食」なんて弱者依存症の口実、惨めなユダの思考に過ぎない。
起業家なんてのは生産者側の叩き上げであって、搾取思想じゃ無いワケだ。
自分が生み出した幸福度を社会に分配するのが商売だ。
トップダウンなんて本来奉仕者がやる事であり、搾取構造にはなり得ない。
つまりもう社会は狂ってる、逆転している。
安全な相手をアテにする、強い相手に逆らえない人種が上に来る。
これはリソースを減らす、母数を減らす、需要を減らすやり方だ。

これを本気で自称「優秀な人達」がやりたいなら、先には滅亡しかない。
マウント取りたいだけって事になり、何もかもがどんどん減ってゆくと。

で、彼等的にはこの見切り発車の勝算部分はAIだったり、
量子コンピューターという事だろうが、無理だろう。
代替し得ない。

人の生理は人のモノであり、知識というのと理解は違う。
人間じゃ無ければ見つけ出せないイレギュラーというモノがある。
感動を体感するのは人間であって、機械の感動は別種の物だろう。
機械の価値観を5感を持つ人間がただ一方的に押し付けられるだけだ。
更に言えば、時間という概念だって生物準拠のフィルターであって、
そうなるともう、機械によって全てが理解不能の世界になりかねない。

こうして機械に人を代替させるなら、人間は動物になるだけ。
何の喜びも無い垂れ流しの世界、カニバリストの社会しかない。
子供を食ってクソするだけのサルになる。

そもそもが、日本の支配層自体誰かの実験動物で、物は試しにやっている。
騙した民衆をサンプルにしつつ、彼等自身もサンプルにされている。
勝算も無い、上手く行く根拠すらない目先の遊びだ。
まぁこれ、トップダウン構造における選民思想だと気付かんわな。
お偉い権威の指示でやってりゃ「間違いない」くらいに思ってるだろう。
庶民をモルモットにしつつ、自分もモルモットにされている。
暗記で得た思考停止のウソ知性はウソ知識を得てウソ賢者になり、
やがて散々バカにされ、見下され、最後は犬のエサになる。

サディストがサディストを信じるなら、当然こうなる。
そんな裏切りの連鎖は最後の一人まで続くのだ。

この絵を描いた黒幕は人類の破滅を望んでるだけ。
誰ひとりとして何も得られないだろう。

いやこれ、むしろ反論を望みますよ?
本当にメリットがあるなら知りたいくらい。

おしまい。

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