「ときメモ」の宗教観


蒸し返すが「ときメモ」はバブル時の価値観を風刺するいいサンプルだ。
洗脳教育による愚民化の象徴だろう。

このゲームの世界観は「オウム真理教」と全く同じ、
学力カルトという思考停止の権威主義をテーマにした内容であり、
ヒロインの藤崎詩織は例えるなら「麻原彰晃」そのものだ。

この「藤崎尊師」の寵愛を受けんがために、
プレイヤーは知性と直結しない学力スコアを上げるのである。
必死こいて「恋愛の為の学力スコア」を上げるのだから、
成果を求めて理解度を上げるのではなく、目的が完全な「利己」になる。
自分の「見栄」モテモテファッションの性欲を満たす為にスコアを上げる。
成果を求める知識ではなく、個人の欲、リビドーを育てるワケだ。
当然、ゆっくり知識を吟味して理解なんてしてる暇はないだろう。
そんな事をしていたら勉強についていけなくなる。

知識は”鵜呑み”にしろ!


なら当然「自分軸」が無くとも「自分軸」を語ればいいし、
何のアイディアもなくとも「イノベーション!」とわめきゃあいい。
所詮すべてはファッションだろう。

完全なオウム幹部のカルト洗脳と同じ条件が発生している。
ときメモにおける権威主義は中央値の愚民化洗脳そのものであり、
現在の岸田政権同様の鵜呑みと拒絶の権威主義者の正体だろう。
進撃の巨人における「無垢の巨人」、蠅の王の「イノセント」であり、
デビルマンの牧村ミキの生首を掲げた群衆だ。

学園という箱庭のクイズ王に与えられるカルト教祖の寵愛、
伝説の木の下で教祖は最も従順なカルト信者を待っている。

次の「岸田文雄」はプレイヤー自身だ!


丸暗記を頑張ってチンパンジーズの頂点を目指そう。
誰が一番思考停止になれるかのレースだろう。

「バカになれ!」


伝説の木の下ではきっと藤崎詩織が君を待っているのだから。

「お前がナンバーワンだ!」


という事。


おしまい

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