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VNLの重要性

5月30日より始まる「VNL」ことバレーボールネイションズリーグ
世界最強16か国が集結し、世界一を決める大会だ。

2018年から開催され、2020年に新型コロナウィルスの影響で中止された以外はほぼ毎年行われている。

実はこの試合は、「若手の調整の場、経験」もしくは、「エース級のメンバーをエントリーせずに戦う」ということが女子の試合では有名だ。

しかし、2024年のパリ五輪の出場方法が大きく変わる。
以下のリンクを参照に

リンクの掲載通り、まずは9月16日から24日に行われるパリ五輪予選で出場権を獲得する必要がある。

女子の組み合わせは、以下の通り。


組み合わせはバレーボールの組み合わせの記事にも掲載通り、昨年世界バレーで2度の激闘を繰り広げたブラジル、最近連敗中のトルコ、最近力をつけているベルギーが強敵。

しかし、他の国も身長が高いので油断はならない。

可能な限り、ここで出場権を獲得しておきたいところだ。

もし、パリ五輪で出場権を獲得できた場合、準備まで約1年の猶予があるが、出場権を獲得できなかった場合、VNLで世界ランキング5位まで上げる必要がある。

また、このVNLも1試合ごとの勝利で世界ランキングが大きく変わる。
日本は世界ランキング6位で、出場権を獲得するまで、あと1ランク上げないといけないため、重要な試合になる。

女子で世界ランキング1位のセルビアは余裕かもしれない。
しかし、このVNLにはセルビアの絶対的エース、ボシュコビッチが出場していないため、場合によっては出場権を獲得するパリ五輪予選で挽回する必要があるかもしれない。

日本女子代表と世界ランキングが近い、アメリカ(4位)、中国(5位)、トルコ(7位)、ドミニカ(9位)が五輪の出場のためにしのぎを削る。
(ロシアは出場しない)

つまり、この状況では「若手の調整の場、経験」
もしくは、「エース級のメンバーをエントリーせずに戦う」という戦い方は五輪の出場が危うくなる危険性も。

男女日本代表は、世界ランキングを上げるため、フルメンバーで戦うことになるだろう。

そのためには、
・格下に取りこぼしをしない
・メンバーチェンジを上手く使う
・格上には勝ちに行く気持ちを持って戦う

の3つがカギになるだろう。

もうすぐ試合が始まる。
日本女子代表の眞鍋政義監督はベスト4を目標に戦う。

最初の週は日本の名古屋で、開催される。
約1ヶ月かけて行われるバレーボール日本代表の戦いを見逃すな!


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