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流れ

「愛着の子育て」を読んで虐待について考えている。

虐待をしている親も難しい家庭環境で養育された過去がある。そうすると精神的に大人になりきれない。子どもが、子どもを育てた場合、いったい誰が誰に甘えるのだろうか。親の代の生き方を調べ、追っていくことで、今の現状が見えてくる。

親の調査が終われば、次にその親の子育てについて見ていく。育てられた子どもは何を感じ、思ったのか。養育環境が、機能不全な大人が出来上がる環境だったとする。そこで理性と自己のコントロールが機能している人間が近くに存在していれば、少しはましな結果があったのかと考えられる。

自分の生まれや育ちについて考えるのと同様に、親の生まれや育ちを考える必要がある。過去と仲良しにならなくてよい。知り、どうすればよいか見出したり、いいお手本で上書きをしたりする。

記憶は膨大だ。心に引っかかった出来事すべてにこの処理をするのは時間がかかるし、疲弊する。だから心身ともに安全な場所で、取り組む。妨害する者や人を、その空間に入れてはいけない。信頼がおけるのであればよい。

変わろうとして変わる必要はない。行為によって変化が始まる。海を漂うかのように、身を任せるのがいい。取り組むことが大切だから、そこまでは設定しないといけない。これは本とは逆の主張であるが、どうにかしなくてもよい。友人に恵まれれば自然とそこに行きつくようになっている。準備が整っていないのに、旅に出るのは危険だ。


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