仏教 / 数字は絶対ではない、恩返しの精神
高評価やいいねやフォロワーなど
様々な評価の仕方が今の時代です。
しかしその評価は機械ではなく殆どが 人がして
いることを忘れているのではないでしょうか
ある意味一種の快楽であり、
ないと不安になったりすることはないですか?
人はその不安から様々な感情が吹き出します。
安心したくて良いと思わなくてもいいねして
人にいいねを返してもらいたくなったり
これでは感謝してもらいたくて人に親切する
いわゆる偽善になりかねません。
人間、特に日本人はして頂いた゛恩 ゛
に感謝しその恩を返したくなります。
その気持ちはとても尊く素晴らしいものです
素晴らしい文化です。
ですが恩着せがましくなったりして
私がこれだけのことをしたから返してくれという
我儘な心がひょっこり出てきてしまうのが
人間の憐れさだと思うのです。
数字は絶対ではありません
数字は一定なものではなく上がったり下がったり
変化するものなのに
そこに頼ると心が変化に対応できなくなり
苦しくなってしまいます。
そして数字で表れた評価は数字ではなく
人であるということを、そこに「心」が
ある事をお互い様、忘れてはならないと
思います。
ですので頂いた恩を返す、即ち
相手の幸せを願って施していく
これが仏教で言う布施です。
何々をして欲しいと思う心の前に
布施をする事で欲が減りますから
そんな不安な心を打ち消していけます。
そうすると私達の心は幸せになれるのでは
ないでしょうか。
私は私、貴方は貴方ではありません、
皆共に仲良く布施をし恩返しをする精神が
この世を平和にしていきます。
そんな社会を切に願っております。
本日も最後まで拝読して頂き有難うございました
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?