他人の価値観で生きない為には/仏教

無理解や結果が出ないと人に褒められる事を

求めだします。そうなると人に迎合し

他人の是非によって心が振り回されてしまい

苦しみを作り出してまうのです。

そうして

人の価値観に頼り結果を出そうとしているような

心は他人基準なのでいつも人を頼り

不安が付き纏い人の顔色をうかがうように

なってしまいます。

こうして今の世の中の人達はSNSで

右往左往しているのが実状ではないでしょうか。

有名になったりお金を稼ぐだけが

幸せではありません。

人に認められたいという欲が知らぬ間に

正しく見れなくなり心が蝕まれていくのです。

仏教では己を頼りにしなさいと教えて頂きますが

己とは生きとし生けるものを慈しむ心です

何処までも高まる気持ちを持ち

前向きに捉えることが出来る心です

そんな自分を信じるのです。

これを自灯明といいます。

突然ですが

道端に咲く花は1日のうちにどれだけ人に

見られているでしょうか？

もしかしたら全く見向きもされない日もあるかもしれません。

ですが花は誰にも見てもらわなくても

堂々と満開に咲き誇ります。

満開に咲きたいと自ら願う強い心があるからこそ

花は咲くのです。

それは花ばかりではありません

人間も同じなのです。

何処までも高まりたい成長したいと

自ら願う心があるからこそ人は行動に移せます。

そうなれば幸せになり健康にもなり温かい優しい

心が充満して有難い日々が送れるのです。

これが自灯明です。

人の評価で自分の心を安心させようとする必要など全く無いのです。

ですので

誰かに認めてもらうとか自分の都合の良い結果を

求めるのではなく只々歩み続ければ良いのです

それが本当の幸せです。

本物こそ人知れず只々ひたすらに

歩んでいるものなのです。

私はその事を花から学びました。

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