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都会の方が子育てしやすい、子供も欲しくなるのかも?と感じた理由


先週、久しぶりに大都会に行った時のこと。


平日も土日も、ベビーカーを押している方が電車に乗ってきました。
これ、都会の日常風景かもしれませんが、地方在住者としては衝撃でした。


私が今住んでいる地方は、車社会。
子育てに限りませんが、何かと車が無いと不便と言われいます。
「子供が生まれたら、車が無いと不便だよ!」と、多くの方は口をそろえて言います。
小さな子供と車はセットの様な感じです。
平日も休日も、電車内でベビーカーを押している人はほとんど見ません。


話が逸れますが、私の出身地は地方の中でも、バスが1時間に1本ほどのド田舎。
母親も車の免許を持っておらず、何かあれば父の車かそのバスを使って移動していました。
その為、小さな頃から両親の車に乗っていた、という家庭の子と比べると、「別に車が無くても、これだけバスも電車もあれば良いんじゃない?」と思う事が多いです。
どちらかというと、車は頭金も維持費も高く、不注意で事故でも起こしたら一生後悔する、と、マイナスのイメージが強いので、今でも電車やバスを多く使います。


そんな私が大都会で感じた事は、
「もし、大都会に住んで結婚していたら、子供を持つ選択肢もあったかもなあ。子育ても前向きになれたのかなあ。」という事。
何故なら、電車や、街中のいたる所で、子供を目にすることが多いからです。


よく、子育てには自然豊かな、地方で育てるのが良いという声を聞きます。
それを目的に移住してくる方も多いですよね。


ですが、車社会にはデメリットも存在すると思っています。


両親が車を持っていると、送り迎えや休日のショッピングって、ほぼ車です。
そして、自分たちも車で移動していると、それぞれ個々の移動となり、街中で小さな子供と会いません。
出会うとしても、中学生以上くらいでしょうか。


地方都市となると、ド田舎であるような集会やお祭りに参加する機会もなく、独身や既婚でも子供がいない大人たちは、地域との関りが少なくなる気がします。


そうすると、子供と接する機会は必然的に少なくなり、子供がかわいいとか、こんな風に成長していくんだ…そう感じる機会も少なくなります。
子ども=未知。日常で目にすることが無いから、分からない、と。
私の様に、元々子供は欲しいのか、欲しくないのか曖昧だったような人は、住む場所によっても、その選択が変わるのではないかと思います。


子育ての苦労も、通勤の満員電車も私は分からないので、子育てのしやすさは一概に言える事ではないと思います。


また、自分が、車の運転が好きではない、という理由もありますが…子供が出来たら車が必要、と思われる環境よりも、子供が出来たらベビーカーで電車に乗ったり買い物にも病院にも連れていく、といった環境の方が、向いている人もいるんじゃないかなと、ふと思いました。



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