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不機嫌でも良いけどさ…。



〈BUSINESS INSIDER JAPAN / 2023年7月11日〉


不機嫌な同僚、嫌ですよね~。


不機嫌でも在職するのは自由。別に皆が皆不満だから転職すべきでもないとも思います。ただ、周囲の人の士気までは落とさないで欲しいと思います。



こっちまで疲れてしまうので…。


日本の会社は、終身雇用制度を採用してきました。
私が生まれた平成初期~令和の今まで、この30年で、終身雇用制は崩壊しました。
お父さんが定年まで働いて、お母さんは家で家事育児、という一般的な家庭のお話は、たった30年前のことなのに、神話になりつつあります。


30年前なら、不機嫌でもパワハラでも良いから、長く勤めてくれる人が重宝されていたんでしょう。
それが、会社も社員の生活に責任を持てない、終身雇用を保証できない、となると、早期退職や転職を勧める風潮が広がり、「不機嫌な在職」と呼ばれる人物がピックアップされたのだと思います。
(昔から存在していたとは思いますが…ネーミング化に約30年かかったのではないでしょうか)


前の職場にも、その前の職場にもいました。
「辞める、辞めてやる!」と言って辞めない先輩とか、「給料上げろ!」と言って行動しない同僚とか。



時々ぽろっと言っちゃうくらいなら、こっちも「それだけ辛いんだな。」と同情も出来ますが、日常的に言われるともうこっちが疲れちゃうんですよね…。
「だったら早く辞めて~。」「給料アップ交渉してみて~。」そうは思ってもそういう人に限って辞めないし、ずっと居るんです。


いつも不機嫌なあの人、じゃあ転職したら?とは思いません。
どんなに好きでやってる仕事でも、嫌な事を0にすることは出来ませんし、転職先がいくらあっても足りません。
内心不機嫌でも、従業員である以上、必要分だけ成果を出してその報酬を受け取れたらそれで十分だと思います。



ただ、不機嫌アピールは辞めて欲しいですね。
行動を起こそうとしているなら別ですが、前向きに、折り合いをつけてやろうとしている周りの人に迷惑ですし、何も変わりません。
アピールするくらいなら転職しな!と言ってみたいものです(^▽^;)

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