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書くことに困ったシリーズ「ま」

書きたい気持ちはあるけれど、何をテーマにすればよいか悩んだときのシリーズ。五十音順に進めております。

「ま」というと「間宮兄弟」を思い出し、これは映画も原作の小説もとっても良く、どちらも好きな作品なので、間宮兄弟について書き進めていきたいところなのだが、これについては「映画を観た」シリーズでいつか書こうと思う。あれ?書いたっけ??ま、いっか。

というわけで、今回のテーマは

「まんじゅう」

粒あん派な私は、おまんじゅうもこしあんのものは少し苦手だ。でも、スーパーなどで手に入りやすい黒糖まんじゅうは、こしあんでも油で揚げるとかりんとう饅頭になって、これは好物の中に入る。かりんとう饅頭はこしあんのほうがしっくりくる。
でもやっぱりおまんじゅうは甘いものよりもどちらかというと肉まんやおやきなどのお惣菜系のもののほうが好みなのかもしれない。

さて、おまんじゅうといって思い出すのは子供の頃に父の田舎(長崎県の小さな島)に遊びに行ったはるか昔、祖母や叔母が作ってくれた「かっから団子」というふかしまんじゅうだ。

子供の頃に聞いた名前なので本当にあるのか気になって調べてみたら、鹿児島に「かからん団子」というものがあるらしい。恐らくこれのことか、と思い読み進めていくと、これは草餅の一種なのだそう。
草餅ではなかった、白かったなー。でもそういえば葉っぱでくるんであった。そっかそっか、ばあちゃんがアレンジしたのかもしれないな。

さらに調べてみると、おー!!長崎の「かから団子」というものがあるではないか!!しかも白い!!コレコレ。
文化が島に流れ着いた時に促音が入ったのか。

父もそうなのだが、祖母はとても優しい人で、私が尊敬する一人だ。母も祖母(義母)には優しくされたことしかない、と話していた。祖母のようにありたいと幼少期から思っていた。
私が知っている祖母はすでに80歳を超えていたので、皺が刻まれた顔だったが昔から美人だったに違いない(*´ω`) 

さて、かっから団子は中にあんこが入っていて、皮(まんじゅう)は腹持ちの良いしっかりした生地だ。素朴な味が美味しくて、祖母たちが作ってくれるとすごく嬉しかった。
あら、やばいな。祖母に会いたくなって目が潤んでしまった。お別れは何十年前だというのにまんじゅうでこんなにも刺激されるとは。

私も侑さんや王様に食べ物一つで思い出してもらえるような一品、持ってるといいな。何のメニューで思い出してくれるのだろうか。

はて、ここまで書いて思ったけど、団子、団子って。
まんじゅうちゃうやん(笑)

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